小笠原映子のお客様の声一覧
kokage 様
時期:2024年07月回数:はじめて
制作前ふわふわちゃん制作前の自分は、いつも、不安で心配でした。誰かの期待に応えられない=自分には価値がない、という思い込みから、自分の気持ちや感情には目を向けることなく、いつも周囲の人の期待や望みに応えることに自分のすべてを注ぎ込んでいました。そして、誰かに怒りを感じることや、誰かの望みを叶えるために苦しいとか悲しいなどと感じることはあってはならないことでした。誰かの期待に応えようとする際に、そういったネガティブな感情を抱くことは、私の弱さであり、私の努力不足だと信じていました。さらに、相手の期待に十分に応えられないという状況は私が存在する価値がないことの証明だと思っていたのです。そして「期待されたら、それ以上の結果を出さなければいけない」「相手の期待に完璧に応えなくてはならない」「正解にたどりつくまでは休んだり、楽しんだりすることは許されない」というような「思い込み」により、私は人から期待されることにプレッシャーを感じながらも、いつ見捨てられるかわからない、という不安と恐怖を軸にして行動していました。そして、私は幸せを感じることを許されていない人間で、私はそのストーリーの中で生きていくしかないのだと思うようになりました。そんな時にナラティブ絵本の小笠原さんはじめ、温かな人との出会いと交流が重なり、自分が苦しんできた過去の出来事を未来に続く物語として再構築することで、これまでの自分を肯定し、これからの自分を励ますことができるのではないかと感じるようになりました。過去の出来事をそのまま思い出すことが辛い私には絵本というツールが合っているように感じましたし、一人で自分の過去と向き合う自信がなかったので、私の話を誰かに聞いてもらいながらストーリーを作るようなスタイルが自分にはよいのではないかと思いました。制作後親子関係の中で身につけてきた思考の癖のようなものが生活のあらゆる場面で私に影響を及ぼしていたこと、そして、その影響から逃れることはできないという思い込みがあったことに気が付くことができました。自分の抱える問題が解決できたわけではありませんが私の人生のストーリーは誰かに与えられるものではなく、私の意思で私自身が紡ぐことができる、という感覚を知ることができたのは大きな一歩でした。今でも、親の思うような子どもになれなかった、という感覚は私につきまとい、私が存在することを否定し、何者かにならなければ私は存在する価値がないのだと思わせます。私自身が経験したことは過去の出来事ですが、その出来事によって引き起こされる苦しみはまだ続いており、その時々で形を変えて襲ってきます。私を攻撃してくる相手は目の前にいなくても、私は今も身構えながら毎日を過ごしています。ただ生きているだけでいいんだ、と抱きしめてもらった経験と記憶があれば自分自身の人生を大切に生きようと思えたのかもしれない、そして自分を大切に思えたら、自分のために成長しようと頑張ったり、励んだりできたのかもしれない。罪悪感なく、自分を守ろうと努めることもできたのかもしれない、などと考える場面もあります。そのような考えから、「大切に扱われる」という感覚を得ることが、「自分は存在する価値があると感じながら生きること」には不可欠だと思うようになったので、ふわふわちゃんは、そのままでいいと言ってくれる人と過ごすストーリーになりました。私自身はまだ、完全に鎧を脱ぐことはできておらず、親と似たような雰囲気の人と接する際は無意識に何かを身に着けようとしています。ただ、そんな時にふわふわちゃんのストーリーを思い浮かべると「もう、鎧を身につける必要はないんだ」「鎧は私を苦しくさせるだけなんだ」ということを思い出し、鎧を着なくて済むようになってきました。ふわふわちゃんの絵本は、怖くて向き合うことができなかった苦しい出来事の印象を、優しく希望がある印象にしてくれ、私にも未来がある、と感じさせてくれます。過去の出来事を変えることはできませんし、過去の出来事の影響は消えないかもしれません。しかし、ふわふわちゃんを開くと、ここから先の未来は、私が私のためのストーリーを作ることができ、私のために生きていくことができるということ、そして不安や恐怖ではなく、希望や期待を私の軸にして行動していいということを思い出すことができるのです。そして、力まなくても、ふわふわと様々な出来事を乗り越えていけるよ、と励まされているような気持になるのです。『ふわふわちゃん~ きょうもうっかりこじれてます~』文:kokage 絵:hon-kumahttps://www.amazon.co.jp/dp/B0D633WCKT
サービス内容:絵本制作
2025年8月13日投稿
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※お客様の声は、小笠原映子プロがお客様から頂いたご意見・ご感想を掲載しています。
kokage 様
女性時期:2024年07月回数:はじめて
『ふわふわちゃん~ きょうもうっかりこじれてます~』:クライアントさんからの感想
制作前
ふわふわちゃん制作前の自分は、いつも、不安で心配でした。誰かの期待に応えられない=自分には価値がない、という思い込みから、自分の気持ちや感情には目を向けることなく、いつも周囲の人の期待や望みに応えることに自分のすべてを注ぎ込んでいました。
そして、誰かに怒りを感じることや、誰かの望みを叶えるために苦しいとか悲しいなどと感じることはあってはならないことでした。誰かの期待に応えようとする際に、そういったネガティブな感情を抱くことは、私の弱さであり、私の努力不足だと信じていました。
さらに、相手の期待に十分に応えられないという状況は私が存在する価値がないことの証明だと思っていたのです。
そして「期待されたら、それ以上の結果を出さなければいけない」「相手の期待に完璧に応えなくてはならない」「正解にたどりつくまでは休んだり、楽しんだりすることは許されない」というような「思い込み」により、私は人から期待されることにプレッシャーを感じながらも、いつ見捨てられるかわからない、という不安と恐怖を軸にして行動していました。
そして、私は幸せを感じることを許されていない人間で、私はそのストーリーの中で生きていくしかないのだと思うようになりました。
そんな時にナラティブ絵本の小笠原さんはじめ、温かな人との出会いと交流が重なり、自分が苦しんできた過去の出来事を未来に続く物語として再構築することで、これまでの自分を肯定し、これからの自分を励ますことができるのではないかと感じるようになりました。
過去の出来事をそのまま思い出すことが辛い私には絵本というツールが合っているように感じましたし、一人で自分の過去と向き合う自信がなかったので、私の話を誰かに聞いてもらいながらストーリーを作るようなスタイルが自分にはよいのではないかと思いました。
制作後
親子関係の中で身につけてきた思考の癖のようなものが生活のあらゆる場面で私に影響を及ぼしていたこと、そして、その影響から逃れることはできないという思い込みがあったことに気が付くことができました。
自分の抱える問題が解決できたわけではありませんが私の人生のストーリーは誰かに与えられるものではなく、私の意思で私自身が紡ぐことができる、という感覚を知ることができたのは大きな一歩でした。
今でも、親の思うような子どもになれなかった、という感覚は私につきまとい、私が存在することを否定し、何者かにならなければ私は存在する価値がないのだと思わせます。
私自身が経験したことは過去の出来事ですが、その出来事によって引き起こされる苦しみはまだ続いており、その時々で形を変えて襲ってきます。
私を攻撃してくる相手は目の前にいなくても、私は今も身構えながら毎日を過ごしています。
ただ生きているだけでいいんだ、と抱きしめてもらった経験と記憶があれば自分自身の人生を大切に生きようと思えたのかもしれない、そして自分を大切に思えたら、自分のために成長しようと頑張ったり、励んだりできたのかもしれない。
罪悪感なく、自分を守ろうと努めることもできたのかもしれない、などと考える場面もあります。
そのような考えから、「大切に扱われる」という感覚を得ることが、「自分は存在する価値があると感じながら生きること」には不可欠だと思うようになったので、ふわふわちゃんは、そのままでいいと言ってくれる人と過ごすストーリーになりました。
私自身はまだ、完全に鎧を脱ぐことはできておらず、親と似たような雰囲気の人と接する際は無意識に何かを身に着けようとしています。
ただ、そんな時にふわふわちゃんのストーリーを思い浮かべると「もう、鎧を身につける必要はないんだ」「鎧は私を苦しくさせるだけなんだ」ということを思い出し、鎧を着なくて済むようになってきました。
ふわふわちゃんの絵本は、怖くて向き合うことができなかった苦しい出来事の印象を、優しく希望がある印象にしてくれ、私にも未来がある、と感じさせてくれます。
過去の出来事を変えることはできませんし、過去の出来事の影響は消えないかもしれません。しかし、ふわふわちゃんを開くと、ここから先の未来は、私が私のためのストーリーを作ることができ、私のために生きていくことができるということ、そして不安や恐怖ではなく、希望や期待を私の軸にして行動していいということを思い出すことができるのです。
そして、力まなくても、ふわふわと様々な出来事を乗り越えていけるよ、と励まされているような気持になるのです。
『ふわふわちゃん~ きょうもうっかりこじれてます~』
文:kokage 絵:hon-kuma
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D633WCKT
サービス内容:絵本制作
2025年8月13日投稿
参考になった・0