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岩渕デボラ

日本語の細かなニュアンスを正確に英語で伝える翻訳家

岩渕デボラ(いわぶちでぼら) / 通訳・翻訳

有限会社南向き翻訳事務所

コラム

英訳費用を減らすことができます!

2017年5月3日 公開 / 2017年5月4日更新

テーマ:翻訳費用減額

コラムカテゴリ:くらし

翻訳を頼む側から見て、費用はいくらかかるか気になるところです。確かに翻訳は大きな買い物です。しかし、翻訳は労力もかかります。言葉の意味、正しい文章(文法等)はもちろんのこと。その他にニュアンス(態度)、相手の意図がしっかりと伝わる文、文化的な背景が伝わる文、使い方に相応しいフォーマットになっているかなど、考えることがたくさんあります。

最初から最後まで翻訳者が課題の和文にかかり切りです。それだから小さな仕事でも大きなものでもレートは同じです。ボリューム割り引きが難しいです。
長年の経験をへて思ったことは適切な値段を保って、真面目な翻訳をすることが大事です。

しかし、諦めてはいけません!費用を減らす手が色々あります。
以下の3つのポイントを読んでみて、ご自分の翻訳減額対策を是非検討し下さい!

1. 編集者になる
そもそも日本語の原稿はよくできていますか?一通り読んで、無駄に長い、無駄に複雑な文があれば直してみましょう。テーマにそれほど必要のない情報を削除しましょう。完結でわかりやすい和文は訳しやすい文です。翻訳量も減ります。

2. 「繰り返し」をチェック
繰り返しはありますか?調査のレポート、HPやカタログの製品説明等だと同じ文が何回もでてくることがあります。翻訳者は同じ文かどうかをチェックするために何度も確かめたりしないといけない。同じ表現を何度使っても、翻訳の作業は同じです。しかし、クライエントが繰り返しをみつけて印をつけて、例えば「黄色になっているところは英訳不要」と注意書きを入れるとその文を翻訳者が日本語のままにさせておくので、最後に請求するワードカウントから削除されます。前年と同じ報告書を作るクライエントがいます。その時、新しいところがさほどないので、前年度の英語を利用して、新しいところだけに印をつけて、そこだけ英訳するように依頼されることもあります。

3. 海外向きに何が伝えたいかを考える
日本の企業が会社案内や製品説明をHPやパンフレットに載せると日本人だけに通じる情報がたくさんあります。海外に何を発信したいかをピンポイントすると翻訳量が半分に減ります。テキストの量が最低限に抑えられると読んでいる側も知りたい情報がすぐ把握できてきっとほっとすると思います。

いかがでしょうか。翻訳が必要な時、この3点を考えて下さい。ご判断が難しい時、信頼できる翻訳者と気軽に相談して下さい。

南向き翻訳事務所のレートをご検討下さい。 http://www.minamimuki.com/

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