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渡邉ひとし

企業の将来に目を向ける未来志向型の経営戦略のプロ

渡邉ひとし(わたなべひとし) / 経営コンサルタント

株式会社未来デザインカンパニー

コラム

第480話    【アサヒグループHDのビジネスモデル】

2022年9月12日

テーマ:ビジネスモデル マーケティング

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 経営戦略ビジネスモデルマーケティング戦略

第480話
【アサヒグループHDのビジネスモデル】

今日も読んでいただき有難うございます。

隔週月曜日に企業の事例をもとに
ブログとメルマガを発行しています
経営戦略コンサルタント渡邉ひとしです。

先週は嬉しいメールが届きました。

昨年より頭に浮かんでは消えていた
中小企業に対し経営計画書を指導する
『経営計画士』と

個人事業主に対し事業計画書を指導する
『事業計画士』を育成したい
との想いが募り

年が明けてから間も無く
『経営計画士』と『事業計画士』の
商標登録を申請しました。

その特許庁への申請が通り
商標登録としての認可が下りました。

『経営計画士講座』をスタートさせ
新たな『士業』として

中小企業の黒字化に貢献するのを
強く願っています。

本日のビジネスモデルの企業事例は
<アサヒグループHD>です。

中小企業も大企業も
日本の市場に於いては

同じ『外部環境』のもとで
懸命に営業活動をしています。

大企業の課題や経営手法を観察することで
自社の経営に活かしてください。

今日の企業事例は第480話
【アサヒGHDのビジネスモデル】です。



(*写真はイメージです)
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大手ビールメーカー4社の中で
最後に純粋持株会社制度に移行

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1949年9月に
過度経済力集中排除法・企業再建整備法の
適用を受け<朝日麦酒>が設立されました。

1954年8月に
<ニッカウヰスキー>に資本参加しました。

1972年3月に
<三ツ矢ベンディング>を設立しました。

1987年4月に
<アサヒビール飲料>に
商号を変更しました。

1988年10月に
<アサヒビール飲料製造>を設立しました。

1989年1月に
<アサヒビール>に商号を変更しました。

2001年4月に
<ニッカウヰスキー>を
完全子会社化しました。

2011年7月に
持株会社に移行して
<アサヒグループホールディングス>に
商号を変更しました。

2012年10月に
<味の素>から<カルピス>の
全株を取得しグループ化しました。

2016年1月に
グループの再編を実施しました。

2021年1月に
<アサヒカルピスウェルネス>を
<アサヒグループ食品>が吸収合併しました。




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<アサヒGHD>のビジネスモデル

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2021年3月に
アルコール度数が0.5%の飲料
『ビアリー』の商品説明会を開きました。

2025年までに国内市場で販売する
ビール系飲料や缶チューハイ
ノンアルコール飲料の販売量全体の20%を

アルコール度数が3.5%以下の
低アルコール飲料やノンアルコール飲料とする
目標を掲げています。

ビール系飲料を製造する工程を
途中まで続けたのち

最終的にアルコールを抜くことで
麦芽由来の香りなどを
感じられやすくしました。

2021年4月から
国内の19工場で使う電力を全て
再生エネに切り替えました。

2025年までに世界で展開する
工場や営業拠点など全ての施設の
90%超の使用電力を

完全に再生可能エネルギー由来に
切り替える考えです。

中国など一部の国や地域では
再生可能エネルギーの調達が
難しいことから

2025年時点の完全な
再生可能エネルギーへの切り替えは
日本、欧州、豪州の3地域に絞ります。

2021年5月に
『ビジネスアナリスト』の募集に対し
想定の倍以上が応募したと表明しました。

顧客に新しい価値を提供できる
人材が不足しているとの考えから

データサイエンティストなどが在籍する
社内外のデータ分析部門と

現場である自社の事業部門の間をつなぎ
ビジネスやマーケティング面のDXを
社内で推進する人材を募集しました。

『ビジネスアナリスト』を定義して
2021年2月から3月末まで
無条件で募集したところ

募集枠200人に対して手を挙げた
希望者の数が530人に達しました。

「自分が担当する
事業ドメインに関する知識と
データ分析のスキルを備え

外部のパートナーの人材である
データサイエンティストなどと会話したり

外部とのコーディネートを
進めたりできる人材。

課題を設定し
データの分析からインサイトを導き
仮説を立て実際に行動に移して

その効果を測定し
仮説の検証までタッチできるような人材」

と<アサヒGHD>日本統括本部事業企画部
Value Creation室シニアマネージャーの
大江輝明氏は

『ビジネスアナリスト』の
人材像について述べています。

2021年6月に
食べられるコップ『もぐカップ』の
売れ行きが好調と表明しました。

2021年3月から販売を始めたところ
1万個としていた初年度の販売目標を
2カ月で達成しました。

消費者自身が環境への貢献を実感できる
商品が作れないかという

消費者の意識や行動を変える
課題に取り組み
たどり着いたのが使い食べ容器でした。

開発を手掛けたのは
コンビニエンスストアやスーパーで
販売後即品切れとなった

『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』
の容器開発を手掛けた

<アサヒビール>のマーケティング本部
パッケージング技術研究所開発第一部の
古原徹主任研究員です。

2021年7月に
『2021年1~3月期』の連結決算は
純利益が前年同期比の4倍と発表しました。

うち国際事業の売上収益は56%増で
事業利益は2.8倍でした。

国際事業の比率は売上収益で5割弱
事業利益では約9割を占めています。

オーストラリアの<CUB>の買収に
約1兆1000億円の巨費を投じましたが
今回の好業績を牽引しています。

2021年11月に
『第3回日経SDGs経営大賞』の表彰式で
大賞を受賞しました。

<アサヒグループHD>は
SDGs戦略・経済価値など4項目

すべてで高評価を獲得し
総合評価でも最上位の格付けとなりました。

「社会課題の解決を収益の源泉にするという
考えを持って経営をしている。

自然の恵みを使った事業を行っているので
環境負荷ゼロを実現していきたい」

と<アサヒグループHD>の勝木敦志社長
兼最高経営責任者は述べています。

2022年1月に
中間持ち株会社<アサヒグループジャパン>
に国内事業を集約しました。

ビールや飲料、食品など各事業を
横断的に管理するとともに

日本と欧州、オセアニア、東南アジアの
4地域の統括会社の間で
シナジー創出を図る狙いです。

国内事業会社の管理事業を分割し
<アサヒグループジャパン>に承継します。

<アサヒビール><アサヒ飲料>
<アサヒグループ食品>など
国内のグループ会社も

<アサヒグループジャパン>の傘下に
移行予定です。

<アサヒビール>の専務取締役の
浜田賢司氏が社長に就任しました。

2022年1月に
二酸化炭素排出量の削減目標を
70%減に引き上げると表明しました。

これまで2030年に
2019年比で50%減としていた
二酸化炭素排出量の削減目標ですが

再生可能エネルギー由来の電力購入などで
2030年までの脱炭素の動きを
加速させる考えです。

2022年2月に
『2023年1月末』に<アサヒビール>は
四国工場などの操業終了を発表しました。

人口減少や若者のビール離れで
国内のビールの消費量が減少しており
生産網を縮小する考えです。

2022年8月に
オーストラリア限定でアルコール度数3.5%の
『アサヒスーパードライ』を発売しました。

スーパードライのアルコール度数は5%で
欧州など他の地域でも5%前後で
販売されていますが

オーストラリアでは『ミッドストレングス』
と呼ばれるアルコール度数3.5%前後の
市場が拡大しているため

アルコール度数を抑えた限定商品で
需要を取り込む狙いです。

2022年9月に
<アサヒグループHD>は
原材料高に苦戦していると表明しました。

『2022年12月期』の
原材料高による減益要因は800億円と
期初から時間の経過とともに拡大しており

ロシアのウクライナ侵攻の影響で
欧州を中心に原材料高が進んでいます。




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渡邉ひとし

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<令和2年度迄>
中部大学 人文学部心理学科 非常勤講師
<令和元年度迄>
愛知産業大学 経営学部経営学科
造形学部デザイン学科・建築学科 非常勤講師
<著書>
『ビジネスモデル虎の巻!』
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