- お電話での
お問い合わせ - 0575-88-2076
渡辺伸一プロのご紹介
豪雪地帯で培ったノウハウを生かし気候風土に合った屋根をつくる(1/3)
寒冷地仕様だった屋根づくりが今や主流に
190cm近い長身で、堂々とした体躯の渡辺伸一さん。約60年続く「渡辺瓦店」の3代目経営者になった今も「現場が大好き」という渡辺さんは、屋根一筋の専門職人たちと共に、日本の家を守る屋根づくりのプロとして現場に出かけて行きます。
渡辺さんが暮らす岐阜県郡上市大和町は奥美濃と呼ばれる豪雪地帯。時には雪下ろしをしなければならないほどで、雪の重みで庇(ひさし)が壊れたり、屋根がつぶれたりすることもあります。それだけに瓦の施工も寒冷地特有のやり方で行われてきました。
瓦の施工方法には大きく分けて土葺きと桟葺きの二種類があります。土葺きとは瓦の下に葺き土を敷いて瓦を固定させる方法であり、桟葺きとは屋根に打ち付けた桟木に瓦を引っかけ、さらに釘を打つことで瓦を留めるやり方です。
寒冷地では葺き土が凍ることもあるため、土葺きは適さず、桟葺きが行われてきました。桟葺きは屋根の軽量化にもつながり、特に阪神大震災以降、耐震的な意味もあって寒冷地以外でも桟葺きが主流になりました。渡辺さんは寒冷地で培った技術を生かし、個人宅や工業物件などさまざまな屋根の新築や葺き替え、修理などを手がけてきました。瓦1枚の交換でも手を抜かず、誠実でうそのない見積もりには定評があり、「お客さんが(渡辺さんに)頼んでよかったと喜んでくれるのが一番嬉しい」といいます。
<次ページへ続く>
渡辺伸一プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。