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コラム

心の若さ

2023年3月30日

テーマ:気づきの窓

コラムカテゴリ:ビジネス

「青春とは、心の若さである。」これは松下幸之助さんが言われた言葉です。

「心の若さが青春である。」ととらえますと、人間、年齢に関係なく、心の持ち方次第で、一生“青春”として送ることもできます。

 心の若さとは、どういうことでしょうか。夢を持ち、目標を設定することではないでしょうか。心の若さを保つためには、いつも、自分に挑戦することにあると考えます。自分に厳しく、自分に挑戦することによって、毎日が活き活きと生きられ、その中から結果が生まれ、また新しい夢に目標に向かって、スタートすることになります。

 私は中学生の頃から山登りにあこがれていました。そして20才の時から、山登りに挑戦しました。先輩に連れられ、北アルプスヘ登りましたが、この山登りで人生の厳しさを教えていただきました。

 学んだことは、背負うリュックの重さについてです。初めての登山は、奥穂高でした。大きいリュックに、たくさんの食糧・衣料を詰め込みました。大変な重量です。そして、先輩の家に行きますと、先輩がこんなことを言われました。「下さん。初めての登山で、こんなに重いリュックを背負って、山に登れないよ。最小限必要なものだけにして、できれば半分の量にしなさい。」

 それが正解でした。奥穂高への道は厳しく、遠く、初めての登山であったことから、もし、最初のままの重いリュックを背負っていたらと思うと、ゾーッとするばかりでした。山小屋について、先輩から言われました。「登山は、人生と同じで、長い厳しい道を、一人で歩かなければならない。リュックが重いからと言っても、みんな同じようにリュックが重いから、君の荷物は背負わないよ。たくさんの食糧や衣料が必要だったら、それを背負えるだけの力をつけることだ。」と。

 正にその通りです。何十回か登山を経験するうちに、最初登山した時の倍近い重量のリュックを背負って、登山することができるようになり、目標としていた北アルプスなど多くの岳々を登ることができました。

 さあ、今日も心の若さを保ち、目標に向かって“青春”を謳歌しましょう。

この記事を書いたプロ

下裏祐司

事業と社員の成長を導く企業活性化コンサルティングのプロ

下裏祐司(株式会社飛泉)

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