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コラム

リノベーションをするということ!!

2018年5月22日 公開 / 2021年1月9日更新

コラムカテゴリ:住宅・建物

思い入れのある家は多少不便なところがあっても無くしたくないですね。
先祖が大切にしてきたもの、子供たちが成長してきた家、思い出がたくさん詰まった家、時が流れ子供が巣立だったとしても、今度は子供の家族が遊びに来る、そこで思い出や未来が語られ、家族の歴史が繋がっていくのです。そんな住まいを大切にしたいですね。

Y邸の紹介です。
Y邸新しいエントランス
エントランスを新しく開き戸だったのを和モダンな引き違い戸に
Y邸エントランスbefore&after
玄関ホール
Y邸玄関before&after
薄暗かった中廊下を奥の部屋と一体に明るいホールに
Y邸ホールbefore&after
2間続きの和室を1室のリビングダイニングに
Y邸リビングダイニングbefore&after
Y邸リビングafter
物があふれていたダイニングキッチンを、収納庫を設け物を整理してみんなで集える明るいキッチンに
Y邸ダイニングキッチンbefore&after
今までの暮らしを引き継ぎながら、勝手が悪いところは直し、気に入っているところは残す。
耐震性を確認して悪ければ補強をし、安心感を得る。
冬寒くて、夏暑ければ断熱性能を改善する。
暗くてどんよりしている空間を明るく清潔な空間にする。
自分流の住まい方を見直し再確認をしながらリノベーションをすることが大切ですね^^。

☛リンベーションは費用がかかる?
正直費用はかかります。部分的な解体、既設に合わせながらの施工等、難易度の高い施工を求められますのでそれなりの技術がなければしっかりとしたものはできないでしょう。仕上がってしまえば見えない部分に相当な手間がかかります。そこが大事なところでもあります。逆を言えばいい加減なやり方をして表面を繕うこともできてしまいます。ですので値段ありきで決めず、どんなやり方でその金額になるのかをしっかり確認することが大切ですね。あまり安く請け負う業者は特にそのことが言えます。
この金額だったら新築してもいいくらいじゃないか、と言われることがありますが、同じ規模の同じ内容のものを新築した場合は決して遠く納まらない金額になることは確かです。
今の住まいにどれだけの家族の歴史、思い入れが詰まっているか、それをどう考えるか、価値観は人それぞれですが、それを踏まえ限られた予算の中で選択をしながら最善の方法でリノベーションすることが大切なのですね^^。

どうでしたか?コメントがありましたらお寄せ下さい。

この記事を書いたプロ

安藤孝彦

和と温もりを大切にする建築設計のプロ

安藤孝彦(アンドウ設計事務所)

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