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安藤孝彦

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安藤孝彦(あんどうたかひこ)

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コラム

耐震補強を見る!!現在行われている一般的な方法を改修工事の現場から紹介します。

2018年4月4日 / 2018年4月5日更新

M邸では築38年の建物に筋交いと構造用合板、金物補強による耐震補強を行いました。
構造計算によりバランスの良い補強の配置を設定し、倒壊する可能性が低いというレベルの補強を行い補強工事の補助金を受けています。


解体したところからの紹介になります。工事中の写真ですのであしからず ^^。

①解体すると小舞の土壁が出てきます。これも耐力があるので残します。何より湿気の調整をしてくれるので優れた素材です。

②筋交いの補強をします。

③筋交い金物で柱と接合します。補強壁の柱頭と柱脚には耐力に応じた金物を取り付けます。

④構造用合板で壁を補強します。柱に所定の間隔で所定の長さの釘を打って固めます。

⑤ここでトップライトを仕込みます。屋根の既存の瓦の一部をガラス瓦に取り替え、内部を仕上げます。
この写真は仕込む前と後です。

⑥次に仕上げをするための下地作りです。この時点でトップライトの自然光で明るくなりました。

⑦仕上げと造付け家具の仕込みです。桧板張りの上の珪藻土はまだこれからです。

⑧珪藻土も塗り終わり完成です。

写真では写っていませんが、床や天井、外部に面する壁には断熱材も仕込んでいます。
断熱性能もよくなり、以前は冬は寒く、夏は暑い部屋だったのが、先日伺ったところ「以前とは違いとても温かくなった」とお言葉をいただきました。まだ夏は来ていないのでわかりませんが、暑い空気も断熱材である程度は遮ることで少しは違うと想定しています。それと「以前は日中でも照明をつけないと居られなかったのが、自然光も入り、明るく爽やかになりました」ということでした ^^。
土岐の家M邸はこちら→works/?id=1521850700-603590

☛ワンポイント
耐震補強というのは必ず壊れないという保証をするものではありません。今まで日本で起きた地震に対してすぐさま倒壊することを避けるためのもので地震によってはある程度傾いたり、損傷が起きることは無いとは言えません。また規模の大きな地震が起きても倒れる前に避難する時間があるように命を守ることを最優先しています。地震のような自然災害は規模や揺れ方の予測がつけにくいのが現状ですので、今まで起こった大きな地震に対してのチェックとそれに対する補強をしてその時に備えます。

耐震補強工事をしてある程度安定した住まいにすることで安心感が得られるでしょう。
昭和56年以前の建物は耐震補強工事をすることで工事の補助金も受けられます。その時のままの建物は維持管理上も修繕した方がよいと思われますので、耐震補強を兼ねて補助金をもらいながらリノベーションをすることもよいと思います ^^。

どうでしたか?コメントがありましたらお寄せ下さい。

アンドウ設計事務所 http://www.atelier-ando.com/

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