
コラム
仕分けについてその2
2022年2月20日
仕分けについては前回に引き続いて説明していきます。
廃棄物の仕分けの基本は素材ごとに分割するという事です。
ご家庭にある物は複数の素材で作られている事が殆どです。
中でもプラスチックは多くの物に使用されています。
金属とプラスチックで作られたものは可能な限り分割していきます。
残念ながら今のところプラスチックのリサイクルを行っている業者は少ないです。
このためプラスチック類は廃棄するしか有りません。
しかしながらプラスチックを外しただけでリサイクル可能な素材になる物も有りますので、出来るだけプラスチックを外して行くと廃棄物の量が減って良いでしょう。
例えば鉄やアルミで出来た鍋の取っ手や蓋の握りはプラスチックで作られている事が多いのでこれらを分割して行けば多くの金属はリサイクルに回すことが出来ます。
電化製品の多くもプラスチックでできているため、これらを分解して行けばリサイクル可能な物と廃棄するものに分けていく事が出来ます。
梅干し貯蔵用のガラス瓶などは取っ手の部分や蓋がプラスチックでできているのでこれらは分割しておいた方が良いでしょう。ガラスや陶器の多くは埋め立て処理されているようですが、出来るだけ自然に影響が出ない様、余計な物を外しておいた方が良いでしょう。自治体によってはガラスはリサイクルされているところも有るようですので、なおさら素材ごとの分割は必要です。
次回は搬出について説明していきたいと思います。
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