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田中正徳プロのご紹介
ショウイン式による自立学習と子どものやる気を引き出すコーチングが学力向上のカギ(3/3)
傾聴、質問、承認の姿勢で、子どもを伸ばすコーチング術 を実践
では、「パソコンは自立学習するためのツール。それをサポートするのが教師の役目」と言う田中さんが、積極的に取り入れている教育コーチングの手法とは?
そのベースになっているのが、「人は育とうとする生き物である」「人は自分の中に答えを持っている」「人はそれぞれである」という人に対する信念です。この信念に基づいて「傾聴」「質問」「承認」の姿勢で、学習者のやる気と能力を引き出し、自立を支援していこうというのが、基本的な考え方。つまり、「~させる」「~しなければならない」ではなく、「~する」「~できる」よう支援すること。
「私たちは、宿題を忘れた生徒に、『どうしてしなかったの?』ではなく、『何が宿題を邪魔したの?』と問いかけます。すると、生徒から『テレビを見ていた』『ゲームが面白くて宿題を忘れていた』などの答えが返ってきます。このとき、生徒は自分の中に原因があったことに気づき、反省をします。つまり、再び同じような状況になったとき、自分がどうすべきかを生徒自身が悟るようになるのです」
「また、問題を解けない生徒がいれば、『ヒントを読んでごらん』『ノートに書いてごらん』とやさしく語りかけます。そして、問題が解けたら、『よく頑張ったね』『次やってみようか』と背中を押します。これは生徒への接し方の一例ですが、教育の現場で、人を育てる私たちにとってとても大切な姿勢です。アクティブ・ラーニング(AL)手法の『ショウイン式』、ますます私たちの真価が問われるときだと思っています」
(2012年10月取材)
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