快適なマンションライフが続くよう、各種ハウツーをアドバイス。（2/3）

快適なマンションライフの継続には、管理会社の見直しも視野に。

　清野さんが目指すのは、快適な暮らしが続けていける環境づくり。そのために心掛けていることは、自分が説明することよりも、お客様の話しをよく聞くこと。マンションが今、どんな状況なのかを知り、要望を聞き出すことから、すべては始まるそうです。

　相談のうえ、顧問契約を結べば、月1回の理事会や年1回の総会などに清野さんが出席。マンション内の細々したタイムリーな問題の相談や、全体に関わる大きな問題にも継続して対応してもらえます。その他、前述の管理規約改正案業務をはじめ、マンションの5年後、10年後を見据えた長期修繕計画案作成業務や大規模修繕工事コーディネート、管理会社委託内容チェック業務、建物巡回点検業務は、オプションで依頼することができます。

　「大規模修繕工事の説明の際には、見積り金額ありきではく、塗料や防水材のサンプルも準備し、工事内容や資材の説明などから先に行い、そのためにはいくら必要なのか、という順序でお話しています。また、管理会社に業務を委託している組合では、理事さんの作業負担は少ないものの、管理会社は、きちんとした仕事をしているのか、金額は見合ったものなのか、見直す必要もあります。適正なサービスが受けられていない場合は、ご相談ください。管理会社への委託内容の変更や、管理組合の自主管理に変更のご提案もいたします。区分所有者の過半数の賛成があれば、管理会社を変更するという選択肢もあるんです」と清野さん。

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