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コラム
My name is~からはじまらない、生きた言葉とは。
2023年3月17日
子どもがはじめて発語したときに、いつも聞きなれた単語「ママ、パパ」などから始まることはよくあることです。また、ご自身のお子さんがはじめて発語した言葉は、記憶に残っていることが多いですが、では、センテンスの発語は覚えていますか?
現在年少クラスのある女の子がはじめてのセンテンスでの発語は
「No hotting! Say sorry!」でした。
その子のお友達にすぐたたく乱暴な子がいて、その日たたかれた瞬間に出た言葉でした。(これは英語バージョン)
また別の男の子で、今は小学生になりましたが、その子がはじめてセンテンスでの発語は
「おーねーがーい、がーじーでー」(お願い、貸して)
どうしても遊びたかったおもちゃを手に入れたくて出た言葉でした。
(これは日本語バージョン)
さてここで何かに気づきませんか?
生きた言葉というものは、その時々の環境や状況で変わってくるということです。
決して、「My name is~.」から始まるものではないのです。←この時点で不自然
ですね。
言葉は人として生きるための大切なコミュニケーションのツールであると、幾度もお伝えしてきましたが、ここで挙げたリアルな言葉が日本語であれ英語であれ、必要だから使われるのだと証明しています。
感情が乗せられない言葉は、言葉ではなくただの記号みたいなものに感じます。
文法や、綴りが重要なのではなく、音にして感情を伝えていくことで、初めて生きた言葉になるのではないでしょうか?
机上でたくさんの単語や文法を覚えても、音がわからなければ話せません。
自然な発語は、勉強では得られない、生活の中に自然となければ得られないのです。
また、その環境を作っていく際に必要な最大の要素として、その時間が楽しいものであることが必要です。
Minowayのオンライン教材を使って毎日英語を聞かせる環境を作ろうとなったときに、一番にお願いしていること。
それは、先生やパパやママなどの保育者が一緒に歌って踊って大きな声で英語を発語して楽しんで下さいということです。子どもでも、大人でも、それが、何よりも大切な環境なのです。
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