マイベストプロ福岡
政野美和

英語教育と保育園ビジネスモデル構築のプロ

政野美和(まさのみわ) / 保育園運営(インターナショナルプリスクール)

合同会社ミノウェイ

コラム

誰もが生きやすい世の中

2022年11月18日

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

先日のコラムで、徳山高専との共同研究の話題を書きましたが、この研究の担当の先生がいつもおっしゃる言葉が私にとても刺さるのです。
「僕は誰もが生きやすい世の中になって欲しいのだよ。」
打ち合わせのたびにおっしゃるのですが、なぜかそのたびに刺さります。
今でこそ、このテーマは世界的に課題となっていて、人々が関心を持ってきていますが、まだまだ、生きにくい人はたくさんいます。
その人それぞれの能力の違いを見極めて社会で活かしていければ、それこそ生きやすくなるのでしょうが、なかなかそうもいきません。
それでも、なるべく自分に合った環境を探していかなくてはなりません。
ギフテッドと言われる子ども達も、小学校に入ったくらいから生きにくさを感じています。彼らは秀でた能力を認めてもらえず、クラスで浮いた存在として扱われ、不登校になっていくのです。その能力はそれぞれ違いますが、実はどの子もギフテッドではないのか?とよく思います。それが大きいのか小さいのかの差であったり、わかりやすいかわかりにくいかではないかと。
日本での教育がどうしても枠にはめてしまう方法なので、はみ出たところを排除しようとするのですが、そのはみ出たところが実は一番すごいところであって、そもそもの物差しが間違っていないか疑問だらけです。
枠の中で普通に過ごせていてもやりにくいと感じるのに、はみ出していると言われた子たちはもっとつらい思いをしているのではないでしょうか?
そんな子ども達が少しでも生きやすい世の中になるように、その先生はいろいろな取り組みをされています。そして子ども達一人ひとりをとてもよく観察されています。
以前、身体検査で廊下に並んでいるときに、そこに設置されている非常ボタンが気になり押してしまった生徒の話をしてくれました。当然校内は大騒ぎになったそうですが、先生が彼に「なんで非常ボタンを押したの?」と尋ねたところ「だって押すって書いてあるから。」と答えたそうです。だから先生はこう答えました。「そうか、押すと書いてあるもんな。そしたら押してしまうよね。でも見てごらん。君がこの非常ボタンを押してしまったことで、みんなが大騒ぎしているよ。どうしようか?」彼はその様子を見て「押してはいけなかった。」と自分で理解したそうです。
少しはみ出したその彼の答えを馬鹿にできますか?私はできません。なんて素直な答えだろうとさえ感じました。「非常ボタンは非常時しか押さない」と理解するには人より遠回りでしたが、その子の目線で話してあげたら、体験してみたら、理解もできるし、彼らにとっても一つ生きやすくなるのです。みんながこのように意識すれば、少しずつみんなが生きやすい世の中に変えていけそうですよね。

この記事を書いたプロ

政野美和

英語教育と保育園ビジネスモデル構築のプロ

政野美和(合同会社ミノウェイ)

Share

政野美和プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
092-682-2100

 

不在時は折り返しますのでメッセージを残して下さい

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

政野美和

合同会社ミノウェイ

担当政野美和(まさのみわ)

地図・アクセス

政野美和のソーシャルメディア

facebook
Facebook

政野美和プロのコンテンツ