さまざまな経験を積んだ塾長が、生徒たちが夢を見つけ大人になる瞬間を全力サポート！　（1/3）

少人数制で1つの単元を集中的に学習。楽しくてわかりやすい、結果が出る授業を展開

　福岡県大野城市で中学受験の学習塾「塾Mukai」を営む藤木高裕さん。少人数制クラスを基本に、国語、英語、数学、社会、理科の5教科に対応しています。

　「部活動などにも一生懸命打ち込んでほしいので、中学2年生と3年生を対象とし、中学3年の1学期は部活の後でも間に合うよう19時30分から授業を開始しています。1コマ40～50分という塾も多いようですが、当塾では1コマ90分～100分で、一つの単元を重点的に学習します」

　加えて、宿題がないことも大きな特長だと言います。「うちは塾の勉強だけでテストの点数を上げることを目標としています。授業が面白ければ90分でも集中できます。ここに来れば『楽しい、わかりやすい、結果が出る』と良いサイクルが生まれるように、共通の話題を作って距離を縮め、信頼関係を築くことを心がけています」

　特別コースとして個別指導も開始するなど、それぞれの生徒に応じた学習法へと導く藤木さん。元々は勉強が好きではなく、高校卒業時には就職を選びます。しかし、かねてより抱いていた「社長になりたい」という夢をかなえるため、浪人して大学へ行くことに。周囲からはむちゃな挑戦だと反対される中、後押してくれた人がいたそうです。

　「10代の私にとって、身近に自分を理解してくれる大人がいるという事実が支えになりました。自分もそんな存在になりたいと強く思いましたね」と藤木さん。大学を出た後は証券会社や高校の非常勤講師、町会議員を経て、2020年に同塾を開校しました。

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