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神田紀久男

終活や死後事務委任契約に関わるコーディネートのプロ

神田紀久男(かんだきくお) / 終活カウンセラー

株式会社 イフケア北九州

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コラム

ワクチン接種が出来ずに、不安が高じる高齢者

2021年6月4日

テーマ:終活 

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 相続 手続き遺言書 書き方


1年ほど前に、終活講座に参加された方から、昨日連絡をいただきました。
「最近、病気になった時のことを考えると不安で仕方がない、介護とか成年後見制度の準備をしたいと思うので、連絡しました。」とのご用向きでした。
 色々とお話を聞いてみると、最近のコロナウイルスワクチン接種の予約が取りにくいというニュースを見て、不安が一気に高まったようです。
予約は取りにくい状況にあることは、夕刻の地方ニュースで連日取り上げられているので、この方の予約を行おうとして、取れずに不安が高じてしまったのだろうと感じました。
「ワクチンの数は、国も自治体も、住民にしっかりと行き渡るように取り組んでいる。課題は順番だけなので、焦らず待っていたら如何ですか。 モノは考えようですけど、もう少ししたら、かかりつけ医でも接種が出来るようになると聞きます。 接種希望者が多く集まる場所に行くとそれだけ感染リスクが高まる可能性もありますから、かかりつけ医で接種出来るようになるのも待つことも必要かもしれません。」と話をしたところ、「それもそうですね。ニュースを見ていると不安になるんですよね。」とのことでした。
「今すぐに、心配になるような病気を患っていますか?」という質問には、「それは年が年だから、体にガタがきてるので、薬は飲んでいるけど、いたって健康です。」とのことでした。それならば、「じっくり構えておけば、なるべく外出しないようにすればOKじゃないですか。」ということで、一安心されました。
 「ところで、介護とか成年後見制度の準備はどうされますか?」と尋ねると、「先生は、1年前に、終活は、健康維持が大事だし、健康であれば、介護も後見制度も必要ないと話をしたじゃないですか。だから、今は健康だから必要がないと思う。」と笑っておられました。私が伝えたかったことは、「健康維持は大事。でも、介護や成年後見制度が必要になるかどうかはわからないので、リスク対策として準備をしておきましょう。」ということですが、少し違う解釈をされております。
まあ、元気だから良いか、ワクチン接種状況で不安が高じてしまっただけなのかと考えると、この方は、総じてお元気でいらっしゃるので、幸せなのだろうと思います。
ただ、必ずまた電話がいただくような気がします。リスク対策は、早めにした方が良いことだとは思いますが、対策しようと決心するまでには、まだまだ時間がかかるということでしょう。
連絡をいただけるだけでも、良いことです。それだけ、この相談者は、お元気だということが確認できるから。ゆっくりじっくり終活していきましょう。

この記事を書いたプロ

神田紀久男

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