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岩橋たか子

企画、コンサル、講師など多岐に活躍するハーブのプロ

岩橋たか子(いわはしたかこ) / ハーブクリエイター

ひだまりハーブガーデン&スクール

コラム

「消化器系」を制すことが、健康を制す!食べ物は私たちのカラダを旅をする。

2022年1月4日

テーマ:ハーブの健康活用

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 糖尿病 予防高血糖 予防ハーブ 効能

胃腸を日常モードの戻すための「人日の節句」


新しい年がスタートすると、店頭に「七草粥セット」なるものが並び始めます。
飽食した胃腸をやっと日常に戻すための儀式となった現代。この習慣は江戸時代から始まったといわれています。
もともとは、七草の若芽を食べて植物がもつ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いを込めた行事だったようですが、現代は暴飲暴食で働きすぎた消化器系を休めるための「切り替え」日へと変わってしまいました。我が家でもジアスターゼを含むダイコンやカブ、それに庭のプランターで頑張っているハーブたちを使って七草粥もどきを作ります。旬の野菜やハーブが中心です!


七草粥


消化器官は一本の管!口から肛門まで食べ物は旅をする。


私たちは食べ物からエネルギーの元をもらい、さらには細胞や血液、ホルモンや骨に至るまでカラダの隅々すべて食べ物で作られているといっても過言ではありません。





口から入った食べたものは、まず口内である程度かみ砕かれ食道を通って胃に入っていきます。細かく細かく消化されることで、ブドウ糖やアミノ酸などの最小の分子になり、初めて血管から体内へと吸収されます。
そこから、私たちが生きるために必要なエネルギーや血液、セロトニンなどのホルモン類などに代謝され作り替えられていくわけです。
「代謝が早い」とは、いわゆる作り替える時間が短い!ということです。
その為には、やはり消化器官の働きが活発じゃないと代謝に時間がかかり、消化不良からエネルギー不足になり、だる~いなどの体調不良に陥いる事になります。

そういう意味でも、新年に若い芽のエネルギーを体内に取り入れるという意識はとても大事。豊富なミネラルは私たちのカラダの代謝に欠かせない栄養素となります。年頭に消化器系をリセットして、この一年をエネルギッシュに乗り切りたいですね。皆様も今年の七草粥はぜひ意識して食してみてください。健康的だといって、くれぐれも食べすぎないようにしてください。

この記事を書いたプロ

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