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山下純司

ヨガやピラティスなどのプログラムを生かした健康運動実践指導のプロ

山下純司(やましたじゅんじ) / トレーナー

フクラメディカルフィットネス

コラム

脂肪燃焼には成長ホルモン

2022年10月11日

テーマ:健康情報

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: ダイエット 運動脚やせ 筋トレトレーニング方法

皆様こんにちは。
福岡県朝倉市にある、指定運動療法施設
フクラメディカルフィットネスの
山下純司です。

昨日はスポーツの日でしたが
何か運動はされましたか(笑)
私は日曜、月曜と、自宅周辺をジョギングしました。
※距離にして6キロ程度ですが(#^^#)

さて今回は、

「脂肪燃焼には成長ホルモン」

というお話をさせていただきます。

体脂肪を減らす必要がある方もそうでない方も
理論は頭に入れておいた方がいいと思います。

体脂肪が燃焼するまでの過程


体脂肪は脂肪細胞の中で、中性脂肪として蓄えられています。
この中性脂肪はそのままの形では、エネルギーとして運動時に使われません。

まずは分解する必要があります。
それには、ホルモン(アドレナリン、成長ホルモン等)の働きによって
酵素の働きも活性化され分解されます。※遊離脂肪酸とグリセロールに分解。


グリセロールは肝臓や細胞へ、脂肪酸はミトコンドリアという
器官に運ばれます。ミトコンドリアに入る際、化学反応によりアセチルコリン
という物質に変換され、TCA回路でATPという物質を産生し、最終的には
水と二酸化炭素になります。

大きく分けると、①分解 ②運搬 ③燃焼



分解には成長ホルモンと書きましたが、この成長ホルモンは
きつい筋力トレーニングを行うと、筋肉内に乳酸という物質が蓄積し
これが筋内の化学受容器を刺激します。

この化学受容器は、脳に「きつい」という信号を伝達し
それにより、脳下垂体という場所から成長ホルモン
分泌されます。この成長ホルモンが酵素(ホルモン感受性リパーゼ)
を活性化し、中性脂肪の分解を促す強い作用があることが
明らかになっているようです。

筋力トレーニング自体が体脂肪燃焼をするのではなく、筋力トレーニング
を行うことで、体脂肪が燃焼しやすい状態にするという事です。

更にこの成長ホルモンは、筋力トレーニング後も長時間持続することが
研究から明らかになっています。トレーニング後5~6時間、海外の研究では
約48時間持続するという報告もあるようです。※個人差はあります。


成長ホルモンの脂肪分解作用を引き出すためにも、

筋力トレーニング⇒有酸素運動

の順序で行うのが理想ですが
必ずしもそうではなく、成長ホルモンによる脂肪分解作用が持続している時間帯
に歩いたり、日常生活動作を積極的に行うことで、体脂肪減少につながります。

何だか筋トレやってみよう!
という気になりませんか?(笑)

トレーニングの理想の順番として
ウォーミングアップ(軽いストレッチ)10分程度
→筋トレ20~30分→有酸素運動20~30分→クールダウン


時間がない時は、ウォーミングアップと筋トレ→ストレッチ
でも良いと思います。

参照リンク
健康・体力アップ情報
脂肪燃焼分解編

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