
コラム
事業再構築補助金 6次スタート!
2022年4月8日
公募は既に開始!今後のスケジュールは?
事業再構築補助金の6次公募が3月28日より開始されました。ただし、申請受付開始は5月下旬~6月上旬頃とされており、現時点は事業計画を思案する時間に充てるといった感じではないでしょうか?
応募締切は6月30日18時よなっています。申請は電子申請で、「Gbiz IDプライム」のIDが必要になりますので、まだ取得されていない方は今のうちに取得されてください。
申請はこちらから⇒ https://gbiz-id.go.jp/top/
尚、今年度はあと2回ある予定です。恐らく、次の公募は7月から開始されると思いますので、余裕がある事業者は次回でも良いかもしれません。慌てずに、しっかりと計画を立ててください。
内容が大幅に刷新
6次公募より、令和3年度補正予算になることもあり、公募内容が刷新されています。
変更点をかいつまんで申し上げますと、
①売上減少要件の緩和(2020年4月以降10%に変更)
②通常枠の補助上限額の見直し(20人以下の上限2000万円等)
③特別枠の見直し(新たにグリーン成長枠、再生応援枠が新設される等)
④補助経費の見直し(研修費は補助対象経費総額(税抜き)の1/3が上限など)
⑤事前着手承認制度の補助対象期間の変更(2021年12月20日以降に変更)
尚、噂されていました建物費の新築はNGになる件は盛り込まれておらず、これまで通り新築も対象になるようです。ただし構築物は補助対象外になると明記されています。
また5次までの補助事業で採択があり補助事業の支援をうけた(うけている)事業者の再申請は不可とされていましたが、新たに新設されたグリーン成長枠に限り再申請を認められるようです。
詳しくは動画をご覧になり確認されてください。
https://youtu.be/Fp4sLClh8RY
採択されるポイントの1つは認定支援機関選び
当補助金の採択率は45%程度だと思います。その中で弊社は現在支援を受けた事業者様は100%採択されています。何が違うのでしょうか?
先日、九州経済産業局の関係者の方と当補助金について話す機会がありました。その時おっしゃっていたのが、そもそも要件に合わない案件が結構多いということです。弊社も不採択になった事業計画書をコンサルティングサービスでいくつか拝見しましたが、そもそもが要件に合わないといったものが多い印象を持っています。これは事業者の問題というよりも、一緒に事業計画書を作成するようになっている認定支援機関の問題ではないかと思っています。当補助事業の趣旨や、採択されるために必要なポイントを理解して指導しているかなどが問われるのではないかと思います。
事業者の方はしっかりとした実績があり認定支援機関を選ぶべきではないかと思います。
弊社は相談時点で、このままでは難しいと思われる案件はどのような点で難しいのかを正直に伝えます。何故ならば、ただでさえコロナなどで苦しんでいる事業者に無駄な時間等を割かせたくないからです。また要望があれば一緒に考えます。しかし、弊社のアイデアを一方的に押しつけることはありません。事業者の方がイメージができないことは実現ができないことがわかっているからです。弊社がやることは、事業者の方のイメージをヒアリングにより膨らませたり、アイデアを思い浮かべやすいような質問をしたり、言語化するお手伝いをしたりすることなど、事業者に寄り添う支援をしています。恐らく、これが今求められている伴走型支援の形のようです。
全国には弊社と同じような支援スタイルの認定支援機関も沢山いると思います。是非、事業者の方にはそのような認定支援機関を選んでいただき、チャレンジしていただければと思います。
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