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有松太

相続・遺言・家族信託の活用・相談にも応じる登記手続のプロ

有松太(ありまつふとし) / 司法書士

司法書士有松太事務所

有松太プロのご紹介

自筆の遺言書が作りやすくなる!(1/3)

相続・遺言・家族信託の活用・相談にも応じる登記手続のプロ 	有松太さん

経験した司法書士が勧める新しい手続き

 昨年1月、いわゆる「相続法」が38年ぶりに大きく改正されて、複雑で面倒だった遺言書の書き方が緩和され、司法書士の手助けがあれば、遺言書を作成したり、活用したりしやすくなったことをご存知ですか?
 遺言書には大きく「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」の2種類があり、「自筆証書遺言」はその名の通り、自筆による遺言書。自筆であれば必要なときにいつでも作ることができるから「簡単に作れるだろう」と思ってしまいがちなのですが、実はこれが細かい書き方が決まっていて間違えると無効になったり、本人が亡くなったら遺言書を所持する相続人などが遺言書を家庭裁判所に持って行き、“検認”という手続きをする必要があります。
 一方の「公正証書遺言」は公証人手数料がかかる上に公証人のほか証人2名の立ち合いが必要ですが、書くのは専門家である公証人なので書き方についての間違いの心配はまずありません。有松さんも、これまでは遺言書の相談が来れば「自筆証書遺言は司法書士の自分でさえ作るのは難しい。証人としてお手伝いするので公証人役場に行きましょう」と、ほとんどの場合「公正証書遺言」を勧めていたと言います。

 ところが今回の法改正で、「令和2年7月から自筆証書遺言書を法務局で保管してもらえるようになります。ご本人が亡くなってから、相続人の方などが法務局から遺言の内容に関する証明書を取得するという一定の作業はありますが、どこにあるかわからない遺言書を探し出して家庭裁判所で検認の手続きをする必要はなくなるし、遺言書が紛失や火事で焼失するなどという心配はなくなります」と有松さんは話します。

 実際に知り合いからの依頼で遺言書作成に携わったという有松さん。「自筆証書遺言は全文自分で手書きというのは変わらないんですけど、遺言の内容のうち遺産の目録はパソコンで作って出力してもよくなりましたし、遺言の本文もご本人が書きやすいようにこちらで作りたい内容の下書きを作ることはできます。公正証書遺言の方が安全安心というイメージは今でも変わりませんが、少なくとも自筆証書遺言で作るという選択肢の幅は広まったと思います」そこで有松さんは、制度の啓発も司法書士の大切な役割だと考えて、ブログやホームページなどを使った発信も心がけているところなのです。

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