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有松太

相続・遺言・家族信託の活用・相談にも応じる登記手続のプロ

有松太(ありまつふとし) / 司法書士

司法書士有松太事務所

コラム

法務局の自筆証書遺言保管制度を申請してみました(その1)

2020年10月13日 公開 / 2020年10月29日更新

テーマ:遺言

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 遺言書 書き方遺言書 作成

我々、司法書士は相続対策に関する相談の中でよく遺言を作ることをお勧めしています。
とは言いながら、実は私はまだ自分の遺言を作ってはいませんでした。
今まで、相談者様の遺言の内容の起案をお手伝いしたり、公正証書遺言の作成のために公証人の先生と打ち合わせをしたり証人になったりしたにも関わらずです。
私自身は、まだ、40代と言うこともあり大きな持病も持っていませんでしたから、特に必要性を感じていませんでした。
でも、人生はわかりませんよね。明日、雷が落ちて召されないとも限りません。
しかし、大した財産のない私でも公正証書遺言は万単位の費用が必要ですから、いくら遺言の撤回は自由とは言ってもそれなりのキチンとしたプランと決意が必要なのは事実です。
そんな葛藤を感じていたところに、今年の7月から「法務局における自筆証書遺言保管制度」が始まりました。

「自筆証書遺言」は原則として自分の手で筆記具を持って全文を書かなければいけない方式の遺言ですから、決してハードルは低くない遺言です。
しかも無効になったり内容の不備で相続の手続に乗らないリスクがとても高いし、相続開始(遺言をされた方の死亡)後は、家庭裁判所の検認手続が必要と言うことで、今まで相談者の方にはほとんど勧めず、公正証書遺言を勧めていました。

今回の保管制度を活用することで、公正証書遺言よりかなり安価な費用で、一番面倒な部分である家庭裁判所の検認手続が不要となるので、これからは相談者の方にとって選択肢として増えることは間違いないところです。

今回のコラムでは、今まで相談者の皆さんに遺言を勧めておきながら自分では作ってなかった負い目と、そういうアドバイスをするためにも一度は自分で経験してみたいという思いから、自分の自筆証書遺言を作って法務局に保管を申請した一連の流れと気がついたところを、つらつらっと書き綴ってみたいと思います。

※ 次回(その2)に続きます

この記事を書いたプロ

有松太

相続・遺言・家族信託の活用・相談にも応じる登記手続のプロ

有松太(司法書士有松太事務所)

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