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木下勝己

企業型確定拠出年金のプロ

木下勝己(きのしたかつみ)

FPオフィスあんしん

コラム

運用の必要性②

2018年12月5日

〇毎月3万円を20年間積立てしたらどうなるでしょうか?
1.運用利回り0.1%複利…元本720万円、元利合計 7,272,080円
2.運用利回り3.0%複利…元本720万円、元利合計 9,963,534円
3.運用利回り5.0%複利…元本720万円、元利合計12,498,930円

〇毎月3万円を30年間積立てしたらどうなるでしょうか?
4.運用利回り0.1%複利…元本1,080万円、元利合計10,969,026円
5.運用利回り3.0%複利…元本1,080万円、元利合計17,640,964円
6.運用利回り5.0%複利…元本1,080万円、元利合計25,113,884円

複利で運用すると運用期間が長いほど効果が大きくなります。2の場合は20年間で1年あたりの平均の運用益は13.8万円ですが、同じ金利の5の場合、30年間の1年あたり平均運用益は22.8万円になります。

毎月積立てをするなら積立期間を長くした方が複利の効果で運用益が大きくなることになります。つまり早く積立て運用を始めて、長く続けましょうということです。

60歳まで毎月の積立てができるとすれば、40歳で始める方は20年間、30歳で始める方は30年間、20歳の方は40年間の運用をすることができます。

毎月一定額を掛金として拠出して運用することを「ドルコスト平均法」といいます。このドルコスト平均法については、後日のコラムで説明します。

では、自分たちの将来必要な資金として、いくら積立てればよいのでしょう。
65歳から年金生活になると仮定すると、まず公的年金があります。以前のコラムで紹介してように夫婦二人でモデルケースの年金受取額は月23万円です。

この23万円で生活していけるのかということですね。また将来の公的年金の支給額は、これより少なくなる可能性もあります。

各家庭の事情にもよりますが、私のところへ相談に来られた方には公的年金プラス
10万円を用意しましょう、とお話ししています。

厚生労働省が出している資料には、ゆとりある老後の生活費は月38万円とありますが、現実的に考えてもプラス10万円は必要です。

高齢者向けの健康型有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、介護付き有料老人ホームなど施設入居費用には一人で10~15万円は必要になってきます。

年金だけでは資金不足になることが考えられますので、そういった資金を準備するという意味合いもあります。

何年分の金額を準備すればよいかというと、これは65歳から95歳までを想定して30年分と話しています。最近では100歳までの準備が必要という声もありますので、一つの目安としてください。

では毎月10万円を30年間使い続けるためには、65歳で一体いくらの準備が必要でしょうか?

金利を考えなければ3600万円(10万円×12ヶ月×30年)が必要ですが、仮に年間の運用利回を3%とすると、2500万円になります。65歳になったときに手元資金として2500万円準備できていれば、毎月10万円を引き出しながら30年後に手元の残金がゼロになります。

65歳までに2500万円の資金をどうしたら積立できるでしょうか?
将来の退職金を当てにする、または親からの相続資金が見込まれる、などあるかもわかりませんが、確実なのは自分で早い時期に積立てをスターさせることです。

時間をかけて積立てるということなのです。そして運用することです。
35歳で毎月3万円を65歳まで積立てた場合、運用利回りが3%なら元利合計で約1764万円になります。また運用利回りが5%なら約2511万円になります。

毎月いくら積立て(運用)できるかは個人ごとに違うでしょうが、無理のない範囲でいいので早く始めることをおすすめします。

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