1.御社の事業内容と、現在のマーケティング課題についてお伺いさせてください。

当社は、京都の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを中心に、「新しい日本文化の創造」をテーマに活動しております。和装をはじめ、洋服・履物・家具・菓子など多岐にわたるアイテムを展開し、伝統と現代をつなぐライフスタイルブランドとして、国内外のお客様に“日本の今”をお届けしています。
製品はすべてオリジナルデザインで、国内生産を基本とし、職人技を活かしたものづくりにこだわっています。
現在の課題は、多様化する顧客ニーズへの対応と、情報発信の最適化です。ブランドの世界観を丁寧に届けることを重視しつつも、SNSやデジタル広告といったスピード感のある媒体において、どのように「ブランドらしさ」を保ちながら発信していくかが課題です。


2.弊社と取り組む前と比べて、どのような変化・成果がございましたか？
　印象に残っている施策や数値的な成果、社内の反応などございましたら合わせてお伺いさせてください。

印象に残っている施策は……正直、ほぼ全部なのですが（笑）
貴社が常に矢面に立ってくださり、私たちからは言いにくいような意見も、しっかりと言葉にして伝えてくださったことです。ときには「これ、喧嘩になってしまうのでは…」と内心ハラハラするような場面もありましたが（笑）、私たちが言えないことを代弁してくださる事で、広告代理店様の空気が変わり、前向きな議論や改善につながりました。
また、ピンチの際にご提出いただいた分析資料の精度と読みやすさに驚いたことです。
単なるパートナーの枠を超え、“一緒にブランドを育ててくださる存在”としての信頼が深まっております。


3.弊社とのやり取りやご支援について感じていることはございますか？
　他社様との違いや、弊社ならではと感じる点はございますか？

やり取りを通じて感じているのは、課題解決力と遂行能力の高さです。こちらの悩みや混乱を丁寧に汲み取りながらも、的確な打ち手をスピーディーに提示・実行してくださるので、社内でも「頼れる存在」として自然と信頼が集まっています。他社様との違いを感じるのは、提案して終わりではなく、最後までやりきってくださる姿勢。また、当社らしさや社内の空気感も尊重してくださる点です。


4.今後の展望や挑戦されていきたいことについて、
　弊社に対する期待や、改善してほしい点があればぜひお聞かせください。

今後の展望としては、海外流通を今の倍に拡大することを大きな目標としています。訪日観光客の増加に加え、越境ECの需要も高まる中で、日本の文化や美意識を、もっと広く世界へ届けていきたいと考えています。
ただ、言語や文化、商習慣の違いを踏まえた上でのアプローチは一筋縄ではいかず、引き続き貴社とともに、戦略段階から丁寧に設計していければと思っております。引き続き、頼れるパートナーとして、伴走いただけますと幸いです。