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利用率急上昇中!Instagramリール投稿を活用

2023年5月8日

テーマ:SNS広告

コラムカテゴリ:ビジネス

Instagramの投稿掲載箇所の一つである「リール」とは、16:9の最長90秒の動画コンテンツを投稿することができ、フォロワー以外のユーザーにも「おすすめ」として表示されやすく拡散性が高いのが魅力の投稿箇所です。

16:9の動画が投稿できる部分が似ている「ストーリーズ」とは異なり、24時間以上経っても消えずに投稿として残り続けることや、フィードの画面にも投稿として一部が表示されるといった特徴があります。

そんなリールは近年のSNS市場の「ショート動画ブーム」の流れに沿う形で、2022年のユーザー利用率調査では
・インスタ内の総利用時間のうち20%を占めている
・Facebook/インスタの両方でエンゲージメントの時間が30%増
・インスタ内で再シェア(拡散)されるコンテンツのうち半数以上がリール

というデータが出ており、Instagram内でも利用率が急上昇しています。

■なぜリールを活用した方が良いのか?

これまで、通常のフィード投稿などを、フォロワー外のユーザーに届けるには
・「発見(おすすめ)」タブに掲載される
・ユーザーのストーリーズへ引用で2次拡散
・投稿を宣伝(有料広告)を使用
といった手段が主でした。

一方でリールでは、通常通り既存フォロワーへのリーチはもちろんのこと、フォロワー外ユーザーに対しても一人一人の好みを学習し、それに合わせてお勧め投稿として動画を表示させてくれます。

さらに、インスタ内でのシェア(2次拡散)の半数以上がリールというデータからも、ユーザー間での拡散の可能性も見込めます。

2022年にmetaでは『リールを強化し、日々アルゴリズムの調整をすることでさらなる飛躍を目指している。』と明言しているところからも、他の掲載箇所よりもインプレッションが伸びやすい環境になっていると考えられます。

■どんなユーザーが見ている?

アライドアーキテクツ社が2020年12月に行った調査によると、Instagramユーザー全体の57.8%がリールを認知しています。

https://service.aainc.co.jp/product/echoes-instagram/blog/instagram-user-report-2021


ユーザーによって表示されるコンテンツは異なりますが、閲覧やいいね・保存の傾向から、表示されるおすすめ投稿が選定されます。

リールを利用する目的として、「興味関心のコンテンツを見たい」「暇つぶしとして」…といった理由以外にも『新しい発見を求めて』『まだ知らない商品を見つけたい』『面白いコンテンツ/動画を見つけたい』…など
新しい発見を期待して使われている傾向があります。

■何の動画を投稿すれば良い?

リールをはじめとしたショート動画のコンテンツは伸び率が高い分、流行りの編集・エフェクト・音楽などの移り変わりもスピード感があり、気に入った構成の動画を見つけても翌週には、全く違う新たな流行の動画が生まれている可能性もあります。

そこではじめは
・自分のサービスや商品、アカウントの雰囲気に近いお手本ユーザーを見つける
・トレンドの動画(なるべく再生数やいいね等アクションが多いもの)をたくさん見る
・お手本アカウントの雰囲気、トレンド動画の編集の仕方や音源などをマネしながら独自のコンテンツを作る

というところから始めてみましょう。

Instagramのリール機能には、インスタアプリ上で撮影・編集ができる機能が搭載されていますので他の編集アプリを使うことなく、ワンストップで動画を完成させることが可能です。

また、最初の1、2本でヒットが出る事はまれですので、一つのやり方に拘り過ぎずトライ&エラーで投稿してみるのがポイントです。

令和のSNSトレンドとも言われているショート動画、まずはInstagramのリールから一歩踏み出してみませんか?

この記事を書いたプロ

山本昌平

低価格で効果的なウェブ広告を展開するプロ

山本昌平(株式会社TONOSAMA)

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