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笠川祐二(かさかわゆうじ) / SDGs経営コンサルタント

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コラム

SDGsの優先事項について 〜飲食業編〜

2021年11月19日

テーマ:SDGsの実践 〜業種別〜

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: ビジネスモデルマーケティング手法業務効率化 手法

 今回のコラムでは、SDGsの業種別実践方法の3回目として、飲食業の取り組みについて解説していきます。
 飲食業は、卸売・小売業と同じく、消費者、一般市民と最も近い立場になり、地域住民との関係も深いのが特徴ですが、飲食業ならではのSDGsへの取り組みもあるのです。
 今回は、飲食業にとって特に優先すべき目標について解説していきます。


飲食業の特徴

 飲食業は、農作物等を原料にして、料理人が腕を振るって付加価値をつけて、それを消費者に提供するのが仕事です。
 このことは同時に、地域住民に安らぎと楽しみを提供することにもつながり、いわば人々の幸福を担っているとも言える存在なのです。
 美味しいものを食べて怒る人はおそらくいません。
 飲食業は、美味しいものとくつろげる場所を提供することによって、直に人々の心に安らぎと幸福感を与えるという素晴らしい存在なのです。
 また、小売業と同様、災害時にも果たす役割はとても大きいのが飲食業の特徴でもあります。


飲食業が取り組むべき優先項目

 飲食業がSDGsの取り組みをするに当たって優先すべき項目、重要なポイントについては下記のとおりです。

目標5「ジェンダー平等を実現しよう」

 飲食業のSDGsの優先項目がなぜジェンダーなのかと疑問に思うかもしれませんが、飲食業の特徴として、女性従業員の割合が非常に高いことが挙げられます。
 女性従業員が多いということは、女性に対する差別や理不尽な状況が起こりやすいとも言えるわけです。
 また、飲食店の従業員は、アルバイトなど非正規従業員が多く、就業期間が短期で終わる人が多いことも特徴として挙げられます。
 仕事内容も調理はもとより、接客や清掃など、元来、女性がやるべき仕事とされてきた業務が主であることから、性による差別が発生しやすいとも言えます。
 従業員全員が女性ならばジェンダーの問題は起こりにくいかもしれませんが、男女ともに従業員として雇用している場合には、性による差別が起こらないように留意しなければならないのです。

目標2「飢餓をゼロに」、目標12「つくる責任つかう責任」

 飲食業の特徴として大きな問題となるのは、食品ロスの問題です。
 顧客が提供された料理を完食せずに余った場合、店としてはこれを廃棄するしかありません。
 いわゆる「もったいない」ことをしてしまうことにつながるわけです。
 料理を残すかどうかは顧客自身の問題であり、店側とすれば顧客に無理強いするわけにもいかないのが現状ですが、食品ロスをなるべく減らす、なくす努力は、今後の社会では、店側にも求められるのです。
 そのための工夫としては、持ち帰りパックの提供や、提供する料理量の加減対応などが考えられ、できるだけ食品ロスをなくすように努めることが求められるのです。

目標3「すべての人に健康と福祉を」

 かつて飲食店で提供される料理は、油分や糖分、塩分の量が多く、健康には良くないものと考えられてきました。
 しかし、現在は人々の健康志向への意識が高まり、今後もますます高まっていくことが予想されるため、飲食業としても健康に留意したものを提供することが求められます。
 そのため、料理ごとに栄養成分の表示はもちろんのこと、油分、糖分、塩分の含有量等の情報も積極的に発信していくことが求められるのです。


 飲食業として優先的に取り組むべき項目、重要ポイントについて解説してきました。
 飲食業は、地域住民のコミュニティの場としての役割も担うことから、市民にとっても重要なポイントとなる業種です。
 安らぎと幸福を与える存在としての飲食業は、目標17に掲げられている地域住民のパートナーシップ構築の場としての役割も十分に果たし、SDGsの積極的な行動実践に寄与していただきたいと思います。

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