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中田康晴

人が辞めない職場づくりを支援する介護コンサルのプロ

中田康晴(なかたやすはる)

株式会社グッドコミュニケーション

コラム

職員さんのモチベーションを上げる方法

2019年4月10日

テーマ:研修

モチベーションを上げたい

介護事業所からの依頼で多いのが、モチベーションが上がる研修をして欲しいということ。
慢性的な人不足の中で、心も身体も疲労して、元気がなくなりがちになっているからでしょう。
もちろん、根本的な原因となる人不足の問題は改善していかなければならないのですが、
職員さんの仕事への意欲をいかに引き出すかについて、取り上げてみましょう。

あなたのやりたいことは?

まずは、個々の人生における目的や目標を再確認することです。
人生というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
「もし余命1年と言われたら何をやっておきたいか?」とか
「人生のやりたいことリストをかいてみよう!」みたいなことを、
時々でいいので、意識しながら、生きていく、仕事をしていくことが、
前に進む力になり、日々の仕事に意味を持たせ、前向きな考え方や姿勢を生むことになるのです。
心理学的にはBE-DO-HAVEの考え方と言われるのですが、
実際に考える時には、
HAVE何を手に入れたい?DO何がしたい?BEどんな人、どんな介護士になりたい?
の順番に考えると、いろいろ思いつきやすいようですね。
家を建てたい!車を乗り換えたい!ディズニーランドに行きたい!
言いたいことが言える人になりたい!教え上手な介護士になりたい!
などなど、身近なところからで十分です。
実際の研修では、宝くじを当てたい!というのも、必ず上がってくる目標(?)ですが、
宝くじの場合は、もうひとつ掘り下げて、
当たった3億円を何に使うかを考えてもらうようにしています。
そうしますと、ローンを全部払って残りは預金…。で、止まってしまう人が結構います(笑)
研修の中では、2分間という短い時間の中で、
自分がやりたいことを書いてもらっています。
手が止まっている人が多いときには、
「神様が書いたことを全部実現してくれるとしたら?」
と神様まで持ち出して、とにかくたくさん書くように促すこともあります。
それでも、1つ2つしか書き出せないという人もいます。
一方で、楽しそうに10個近く書き出す人もいます。

仕事意欲の前に「生きる意欲」を

この書き出すことのできる個数とモチベーションは、ほぼ比例します。
この場合のモチベーションは、
仕事の意欲というよりは生きる意欲、生きる楽しみに関わることです。
仕事の意欲はもちろん大事ですが、仕事の前に、生きる意欲が先にくるんですよね。
ここを飛ばして、仕事の意欲を求めても、上がるはずがないのです。ここ非常に大事です!
さて、研修中の2分間に、あまり書き出せない人は、元氣がない場合が多いようです。
でも、そんな人でも、みんなが書き出したやりたいことを、
ワイワイガヤガヤと各グループで共有するうち、
「あっ、それいいね、私もやりたい!」
みたいなことを見つけると、顔がキラッと笑顔になるのです。
まさにこの瞬間なんですよね。モチベーションのスイッチが入る瞬間です。
「じゃあ、それを実現するために、これからもしっかり働かないといかんね。」
自分の未来に何か楽しいものがなければ、ワクワクしないんですよね。
そして、実際にやりたいことを実現させるためには、次のステップが必要です。
それは、また改めて。
でも、まずは「自分が何をやりたいのか?」について気づくことが一番です。
最近盛り上がる研修の一場面ですが、最低でも年に1回は、お互いの夢、やりたいことを
職場のみんなで共有することがあってもいいんじゃないかと思います。
盛り上がること間違いなしです。
こんな研修を、あなたの事業所でもやってみませんか?

この記事を書いたプロ

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中田康晴(株式会社グッドコミュニケーション)

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