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中田康晴

人が辞めない職場づくりを支援する介護コンサルのプロ

中田康晴(なかたやすはる)

株式会社グッドコミュニケーション

コラム

介護記録を職員の成長支援に活かす

2018年7月30日

テーマ:介護事業所の職場改善

5W2Hとは言うけれど

公費で運用される介護サービスにおいては、
サービス提供の証となる介護記録が、非常に重要です。
客観的な情報を、正確に記録しなければなりません。
テキストなどでは、5W2Hで、記録しましょうと説明されます。
でも、研修などで、「では5W2Hを言ってください」と尋ねますと、
さらっと答えられる人はまずいません(笑)
そんな感じですから、いざ記録する時も、思い出せなくて当たり前です。
だったら、無理せず、日本語で覚えてもらえば良いのです。
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」と、この4W1Hをパッと言えるようになって、
次に「どれくらい」「なぜ」の1W1Hを付け加える。
何度も繰り返し、言い聞かせて、頭でなく身体で覚えてもらいましょう。
記入する順番も、基本的にはこの順番になります。
これさえできれば、記録を書くのも早くなりますし、見直しも簡単にできるようになります。

スタッフの力は記録に表れる

介護スタッフからすると、書かされ感が先行し、面倒くさいと嫌われる記録ですが、
スタッフの成長を客観的に見ることができるのが、介護記録なのです。
最初は、満足に書けなかったものが、経験を積み、適切な指導を受けながら上達してくる。
3ヶ月前や半年前の記録と、現在の記録を見て、どんな成長が見て取れるのか、
あるいは、全く成長の足跡が感じられないのか(笑)
客観的な観察から始まって、スタッフの関わりとそれに対する利用者の反応、
ケアプランの目標に沿った観察と支援の実践、PDCA、評価や気づきの反映。
今行っているケアを見直し、スタッフ個々の意見を取り入れ、
現場に反映させれば、モチベーションも自然に高まります。
真剣に、本気で取り組めば、介護の仕事ほど、クリエイティブな仕事はありません。
全く同じ1日などありません。毎日記入する介護記録にしっかり目を通して、
スタッフの成長を感じてみませんか。

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