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一色麻生(いっしきまき)

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コラム

ストレス反応の3段階

メンタルヘルス

2017年3月3日 / 2017年5月7日更新

今日は、前回予告していたストレス反応の3段階について。

ストレスを受けても、ちょっと落ち込んだり、イラッとするだけで、
気がついたらストレスがなくなっていれば、いいと思いませんか?

かつての私はイラッとしても、平気なフリをしていましたよ。
このことについては、機会があればまた(笑)

人は、ストレス状態が長く続くと、
心と身体の調子を崩していくことが多いです。

ストレスを受けての反応は三段階。
警告期 → 抵抗期 → 疲憊(ひはい)期と進んでいきます。

○警告期
警告期では、多くの人に自覚がありません。

ストレス状態が軽く、「ストレスありますよね?」と聞いても、
「別に・・・」と反応するように、あまりストレスを受けていないと考えている段階です。
しかし、精神的には平気だと思っていても、身体からは小さなサインが出ています。

例えば、「疲れた」「疲れが抜けない」「どうも体調が悪い」
「血圧が上がったり下がったりする」「イライラする」「肩こりや腰痛がある」
「ミスが増えた」「物忘れが多い」などなど。

ほとんどの人は、ストレスの自覚がないまま、いつのまにか心の疲れが取れて、
身体の調子が戻ってきますが、そのまま疲労が蓄積していくと、
やはり、体調は悪くなっていきます。

○抵抗期
ストレスになんて負けるもんか!と無理をするのが抵抗期です。

ストレスに対して心や身体が反発し、抵抗する時期です。
ストレスを受けていることはわかっているのですが、
何とかそれに負けまいとさらに無理をしてしまいます。

こんなことでヘコタレル私じゃない!とかね。
(これ↑かつての私のことです)

そのため、疲れすぎて眠れない状態になったり、
逆に何にもする気にならない状態に陥ることがあります。

この時期になると、

「仕事を抱え込む」「仕事に夢中になって休まなくなる」「胃が痛む」
「心臓がドキドキする」「血圧上昇」「血糖値も高くなる」などの症状がでてきます。

あるいは、周囲から見ていてもわかる行動として、
「飲酒量が極端に増える」「ギャンブルやゲームにのめり込むようになる」
「ショッピングで頻繁に散在する」などがあります。

本人もストレスを受けていることには気がついていますが、
まさか自分が病気になんて、あり得ないと思っています。
自分には関係ないことだ、とも思っています。

しかしながら、実際は、
いつ本格的な病気になってもおかしくない状態なんです。

○疲憊(ひはい)期
疲れきって本格的な病気に移行する時期です。

心も身体もエネルギーが空っぽ。
頑張りたくても、ふんばりがきかなくなり、
自分の力ではどうにもならなくなる時期です。

ほんとうに疲れきって本格的に心の病気に移行します。

「集中力がなく、物忘れがひどくなる」「何をするにも億劫」「何もする気がしない」
「眠れない・食べられない・痩せる」「いつも不安」「私なんてダメな奴と感じる」
「ストレス性の胃潰瘍」「心身症で糖尿病、高血圧、狭心症、偏頭痛などの症状が現れる」

などの重い症状が現れ、自ら命を絶つケースもあります。

ストレスによって心と身体の状態がここまで悪化すると、
もう家族や周囲の力だけではどうすることもできません。
何とかしてあげたいと思うかもしれませんが、
専門医による医学的治療が必要です。

こうなる前に、少しでも早く危険信号をキャッチするようにしてください。

とくに大切なのは、自分で自分の変化に気づく「セルフケア」ですが、
家族や会社の上司・同僚、お友だちなどが気づくこともあります。

早い段階で心と身体が発しているサインをキャッチして、手を打ち、
健康で、イキイキと毎日を過ごしてください。

それでは、よい週末をお過ごしくださいね。


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