運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
5月の四国内の企業の倒産状況は・・・
倒産件数は21件、前年同月比で2件の増加、前月比で同数。
負債総額は30億9100万円、前年同月比・前月比で4000万円程度の減少。
香川県と愛媛県では減少。
徳島県は同数。
高知県では7件、前年同月比で6件の増加、前月比で4件の増加。
四国は田舎である。
地元の金融機関の姿勢で大きく倒産状況は変化をする。
第一地銀、第二地銀、信用金庫で何が起きたのか?
高知県の金融機関のどこかが・・・
金融円滑化法の終了に向けて何かを始めたのであろう(^_^;)
5月、6月、7月、8月、9月、には・・・
建設業の倒産件数が地方では増加の傾向にある。
しかし、四国内の建設業倒産件数は沈静化している。
しかし、景気が良くなっているわけではない(^_^;)
これから夏場にかけて・・・
四国内の金融機関の動き次第では倒産の増加ピッチが早まる可能性が高い。
経営改善計画書との乖離が大きい中小企業、
自社での資金繰りが成り立たない中小企業、
メインバンクが不良債権処理を始めている地域、
金融機関の動向に注意をしなければならないであろう。
倒産件数が増加している高知県。
老舗企業の倒産件数が増えている香川県。
地元の金融機関の融資姿勢が変わっているのであろう(^_^;)
自分の会社は自分で守らなければならない。
家族も従業員も社長が守らなければならない。
手形の決済、手形の不渡り、資金繰り・・・
売上げの確保、利益率の確保、受注の確保・・・
社長には、逃げずに、先送りせずに、取り組まなければならない問題が直面している。
何もしなければ、何も動かなければ、何も変わることはない。
動き出さなければ、何も良くはならないであろう。