運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
緊急保証制度での融資枠も使いきり、モラトリアム法でも資金繰りができず、
そんな厳しい状況におかれた経営相談が増えてきた。
残念ながら・・・
破産という選択肢かない状況が増えてきている。
破産と夜逃げは違う。。。
会社がなくなるのだから、一緒だという社長さんもいるが・・・
火葬してお墓に入るというのが破産。
誰にもわからずに道端に倒れて死んでいるのが夜逃げ。
これほど違う。
だから・・・
最後まで経営者は逃げてはいけない。
倒産の決断と決心は・・・
社長にしか決められない。
会社も社長の椅子も地位も名誉も家も土地も無くなってもいい・・・
「自分」「家族」「友人」さえ見失わなければ・・・
いつでも再出発はできる。
不思議な経験だが・・・
「従業員のため・・・」 「取引先の迷惑・・・」
そんな言葉を発している社長さんに・・・
あんまり、そのことを考えていることが少ない。
裏返すと・・・
自分のことしか考えていないことが多い。
自分の嫌なことや恥なことを行動すれば・・・
最後にもっと社員さんに報いてあげれるのに・・・
そう感じるケースが多いのである。
人は自分は可愛い。
素直に・・・
それでいいと思う。
剥がれたメッキほど醜いものはない。
「従業員のため・・・」そう言っている10人中9人の社長さんは・・・
突き詰めていくと、修羅場になると、自分に火の粉がかかると、自分だけが可愛いというケースが多い。
人はそんなに強くはない。
しかし、会社の最後の決断は社長にしかできない。
決めたら・・・
潔く最後に向かって進むのも・・・
最後の社長の大切な仕事である。
悩んでいるなら、
話だけでもしてみませんか?