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奥島直道

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奥島直道(おくしまなおみち)

弁護士法人伊予

コラム

弁護士へ5億円贈与する遺言書

2013年4月17日

京都地裁は、高齢の痴呆の女性から弁護士に対して約5億円ぐらいを贈与する旨の遺言書を無効と判断した。弁護士にそのような遺言をする理由がないということで、遺言者の判断能力については直接判断をしなかったようである。
 多少痴呆があっても、医者の診断書がない限り、遺言書は有効とされることが多い。本件は、それにつけ込んで、弁護士が巨額の利益を得ようとした事案である。
 私は、10年以上前に、多額の預金をしている老女の財産管理に関わったことがある。その老女には身寄りがなかった。地方公共団体に多額の寄付をする遺言書を作成した後、少し痴呆が進んでいた。打ち合わせには女性の事務員を連れて行っていた。老女は、その事務員を気に入ったようで、一緒に行くと色々な話を事務員にしていた。
 あるとき、その老女が、私は対して、「あの子にも、少しあげたいのだけど」と言い出した。遺言書を変更したいということだった。
 困ったなと思い、断ったが、その後はその事務員を連れて行かないようにした。
 話をするのを楽しみにしていたので、少しかわいそうなことをしたのかなと思う

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