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コラム

千葉県公立前期入試 解法の極意(英語 第7問 設問2)

高校受験生

2018年2月5日 / 2018年2月28日更新

第7問 設問2



第7問の続きで設問2について今日は見ていきます。
どのような問題か、平成24年度前期の問題の改題から見ていきましょう。




(2)Aki lives in Chiba. She likes to look at the moon and stars at night. It is her dream to find a new star. Last week she watched the TV news and learned about the solar eclipse on May 21. 2012. Three years ago in 2009, many people in Japan couldn’t see the solar eclipse because the weather was bad. Aki couldn’t see it either. Aki hopes the weather will be good in Chiba on May 21. She really wants to see the solar eclipse.
(注) solar eclipse 日食

① 本文の内容に関する次の質問に、英語で答えなさい。
 Why does Aki hope the weather will be good on May 21. 2012?

②本文の内容と合っているものを、次のア~エのうちから一つ選び、その符号を書きなさい。
ア アキは、夜、星空を見ている時に、新しい星を発見した。
イ アキは、先週、テレビのニュースで今年の日食の映像を見た。
ウ アキは、2009年の日食を見ることが出来なかった。
エ アキは、2012年の日食を自分の住む町で見ることができない。



このような問題になります。まずは①から見ていきましょう。

英問英答問題ではオウム返しが原則!!

このような問題を英語で質問され、英語で答えることから英問英答問題と言います。
ここでの最大のポイントは、問われていることに対して忠実にそのままなぞらえて答えるということです。つまり、質問文に対して“オウム返し”をするのです。具体的に見てみましょう。
上の①ではWhy does Aki hope the weather will be good on May 21.2012?となっています。まずこの質問文の主語はAkiですので、答えの主語もAkiにしなければなりません。ここで一つ注意しなければならないことがあります。それは、“質問文に出てきた名詞は代名詞に直さなければならない“というルールです。私的には別にそんなの良いじゃんと思ってしまうのですが(笑)、どうやらここも採点対象になっているようですので気を付けましょう。ということで、答えの文の主語はSheになります。つまり文の骨子は、”She hopes the weather will be good on May 21, 2012.“となります。次にこれに似た表現を本文の中から探してきます。すると、本文上から4行目に”Aki hopes the weather will be good in Chiba on May 21. She really wants to see the solar eclipse.“というそっくりな英文が見つかりました。つまりここの辺りが答えになるのだとわかります。ここでもう一つ覚えておくべきルールを教えます。「Whyで聞かれたら絶対にBecause ~.もしくは不定詞の副詞的用法で答える」というルールです。ここでは一般的なbecauseを使います。すると答えが、
She hopes the weather will be good on May 21,2012 because she really wants to see the solar eclipse.となります。しかし、英語では一度(質問文で)出てきた英文は“言わなくてもわかるでしょ?”という感じで省略して書かれるのが一般的です。(Do you play baseball?に対する答えは、Yes, I do.ですが、本来はYes, I play baseball.です。しかしplay baseballは質問文にありますので、doで省略を代弁してくれているのと考え方は一緒です)
ということで、前半部分を削りまして、最終的に書くべき答えは、
“Because she really wants to see the solar eclipse.”
となります。
少しダラダラと書いてしまいましたのでまとめます。

解法:
①質問文をオウム返しで答えるのが基本。
②それに近い英文を本文から探し、その近くにあるのが答え。
ポイント:
①質問文の名詞は代名詞に直す。
②質問文にある英文は答えでは省略。
③whyで聞かれたらbecauseか不定詞の副詞的用法で答える

となります。特にポイントの3つはそのまま採点基準になるであろうと思われますので気を付けてください。


次に②を見ます。②は内容正誤問題です。長文読解には必ず付きまとうこの手の問題をみなさんはどう解くでしょうか。英文自体が5行しかありませんので、すべて読んでしまっても構わないと思いますが、それでは面白くありませんし、英語が苦手な人にとっての解決策にはなりませんので、ここでも私の解き方をお伝えします。
私の解き方とは、ずばり「英文を読みません」(笑)。英文を読まずに正解することなんてできるのかと思われると思いますが、だいたいできます。100%とは言わないまでも、4つのある選択肢のうち、本文を読まずとも2つは瞬時に消すことができます。元々25%の正答率だったものが50%に上がるわけですからこれは大きなアドバンテージです。しかも英語を全く読まないのですから。
やり方ですが、選択肢だけで「ツッコミどころがないもの」が正解になります。
???と思っている人が多いと思いますので実際にやってみましょう。
上の例題でやってみます。選択肢は以下の4つでした。
ア アキは、夜、星空を見ている時に、新しい星を発見した。
イ アキは、先週、テレビのニュースで今年の日食の映像を見た。
ウ アキは、2009年の日食を見ることが出来なかった。
エ アキは、2012年の日食を自分の住む町で見ることができない。
さあこの4つでどんどんツッコんでいきましょう。
まずアから。“アキは、新しい星を発見した”ってそれ歴史に残る大偉業じゃね?次にイ。①の問題で日食を見たいって言ってたのに、テレビで観たの?そんなに頻繁に日食なんてなくね?次にウ。…う~ん。最後にエ。日食が見られないって、月が見えないところなんてなくね?
という具合にやります。ということで、ツッコめなかったウが正解になります。(笑)
これ、本当に私はやっています。そして間違えたことはないです。先程も言いましたが、ツッコめないものが2つあるということがあります。その時はその2つのどちらなのかというのを見つけに本文から探しますが、間違っても4つを探しに行くことはこれで無くなります。英語のテストは時間勝負ですから、これで時間を半減できることになります。これは非常に大きなメリットです。
きっと疑いを持っている方が多いと思いますので、是非実際に皆さん自身で実践してもらえればと思います。試す分には十分価値のある方法だと思います。
このツッコミどころというのは実は非常に大切で、公立入試である以上、常識的とか一般論でないと問題を作れないという出題者側の弱点がここにあるからです。公のテストですから偏った考え方や意見は表に出せないのです。ですので、もし選択肢に迷ったら、だれからも批判が来なさそうな選択肢を選ぶことをお勧めします。だれからも批判が来ないような当たり障りのない答えを出題者は作っているのですから。
この他にも社会の時に学んだ知識や理科で習ったことを基にして選択肢を選べちゃう、もしくは削れちゃうというようなものもありますので、注意深く選択肢を見てみてください。
“英語のテストは英語力が問われているのではない”という私の持論の根拠がこのことからも見えてくるのではないでしょうか。今日はここまでにします。

頑張れ、受験生!!


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