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コラム

超直前期には何をやったらいいのか

高校受験生

2018年2月3日 / 2018年2月28日更新

いよいよ千葉県前期公立入試の2週間前になりましたね。ドキドキしている人、落ち着いている人、焦っている人、色々だと思います。感情は自由ですが、やるべきことはやるように心掛けましょう。ポイントは“焦らずに急ぐこと”。
さて、「超直前期に何をしたらいいかわからない」、「今やっていることでいいのか不安」という声がこの時期になると届きますので、今日は超直前期に何をすべきかアドバイスできればと考えています。







一に過去問、二に過去問!!



結論から言うと、只管過去問に取り組んでください。よく過去問をしっかりと解いたかと塾生に聞きますが、この時期ですから「すべての年度を解きました!」と元気な声が返ってきますが、私はさらに聞きます、「何周?」と。すると塾生の顔には「?」が浮かぶのです。きっと過去問を“力試しのテスト”としか考えていないのでしょう。このコラムを読んでいる人にも過去問をこのようにしか考えていない人が多いのではないでしょうか。私は入試本番までにすべての年度を100点満点の完璧になるまでやり込むよう塾生には指示しています。なぜここまで過去問を重視するのでしょうか。
それは、その過去問が実際に入試に出たものだからです。当たり前のことを言っているようですが、皆さんが力試しにしか思っていない過去問は、以前皆さんと同じように長い間頑張ってきた受験生を合格にし、あるいは不合格にしたものです。そのような重要なテストが優れていないわけがありません。千葉県の入試に対し、問題視され、議論されたと聞いたことがある人はいるでしょうか。「難しすぎる」「簡単すぎる」「ここしか出ない」「どれが正解でもよさそう」などという批判がこれまでにあったでしょうか。個々人の“感想”はそれぞれあるでしょうが、今挙げた批判が大多数になったことはないのです。つまり何が言いたいかというと“過去問よりも良い教材はない”ということです。努力してきた人達をふるいにかけるわけですから作る側も相当熱心に、そして慎重に良問を作っているはずです。その熱意の籠った過去問を数年度もやり込むだけでも相当質の高い学習をしたことになるでしょう。
その他にも過去問をやり込むことで得られる恩恵はたくさん出ます。まず似たような問題が出題されることが挙げられます。中学で授けられる知識が限られていて、入試年度は半永久的にあるわけですから被ってくることは当然あります。それに今年の入試の出題者の人達は白紙の状態からは作成しません。手本となるものがなければなりません。その手本というのがまさに過去問なのです。過去問を踏襲するため問題も似てくるのです。ほとんど同じということもありますので、過去問をやっていた人にはサービス問題となるでしょう。
また過去問をやり込むメリットとしては、時間配分を体に覚え込ませるというのが一番大きいでしょう。特に千葉県入試の英数国は時間配分が非常に大事になります。時間配分に絶対的な基準はなく、それぞれで異なるでしょう。しかし、自分の中で毎回異なってはいけません。昨日は5分余った、今日は10分足りなかったではいけません。もしテストの日に足りない方になってしまえば焦りが生まれ、本来の力を発揮できないからです。そのためにも自分の時間配分を決め、それを確立させ、いついかなる時もその時間配分でできるよう体に覚え込ませるようにしましょう。時間配分だけでなく、“得点配分”も身に付けることもここでは重要になります。よっぽどの難関公立校を受験しない限り(千葉県で言うと、県千葉や県船でしょうか)、満点を取らなければいけない人は少ないと思います。つまり多くの人は満点を目指さなくてよく、目指すべき点数は自分の志望校に合格するための点数になります。まずは自分が取るべき点数を定めましょう。案外、その点数自体明確に決めてない人も多いのではないでしょうか。そうすると自分が“100点から何点落とせるのか”が考えられ、“配点的に何問落とせるのか”、“どこの問題で落とすのか”という風に考えることができるようになり、より戦略的に入試を進めることができるのです。千葉県入試は毎年ほとんどというより、全くと言っていいほど出題形式は決まっています。ですので過去問と同じようなテストが出るわけです。過去問を解く中で自分がいつも時間をかける割には得点できない設問があると思います。そこをあえて最初から解かず、自分だけの捨て問にしてしまうという作戦も大いにアリです。これを私は得点配分と呼んでいますが、これも過去問をやり込むことでしか習得できないでしょう。
直前期に過去問を解くメリットの最後として、平均的な勉強が出来るということが挙げられます。直前期ですから、今日は奈良時代を集中的にやろうとか、明日はヨーロッパをがっつりやろうという勉強はいけません。このような勉強では、恐らくヨーロッパをやっている頃には奈良時代の知識のほとんどが頭から抜けてしまっているでしょう。「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか。学習したことを人間はどのくらいの期間で忘れてしまうのかを示したものですが、人間は学んでから1日経つと学んだ知識の約74%を忘れてしまうようです。3歩歩いたら忘れてしまうニワトリよりはマシだと思いますが、それでも忘れてしまうそのスピードに驚かされますね。しかし、これはあくまで学んでから何もしなかった場合においての話です。ほんの少しだけでもいいので奈良時代について触れてあげる、これが忘却を防ぐ唯一の方法なのです。集中的にやる必要はありません。学校の進度、もしくは塾でそれぞれの単元ごとにがっつりやってきたと思います。ですのであとはそれに毎日少しでも触れて忘れないようにすることが大事なのです。
これにもってこいなのが過去問なのです。過去問は中学3年間の全内容から出題されるテストですから中1から中3まで学んだ内容が広く浅く問うた問題を収録しています。これを使わない手はないです。過去問を解いていくだけで、自然と忘却を防ぎ、中1からの3年間で学んだことを知らず知らずのうちにフラッシュバックしてくれているのです。このように直前期は中1から中3までの内容を広く浅く確認していくために、過去問を有効活用することをおすすめします。

壁にニスを塗るときは何度も塗り重ねなければなりません。問題は塗り方。一か所だけをまず5回塗って完璧にして、その次にその隣当たりを同じようにという塗り方ではなく、まずは壁一面に1回さーっと塗って、次にもう一度壁一面に2回目をさーっと塗るような勉強を心掛けてください。

頑張れ、受験生!!



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