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コラム

千葉県公立前期入試 解法の極意(英語 第5問)

高校受験生

2018年1月26日 / 2018年2月28日更新

前回に引き続き、千葉県公立前期入試英語の解法の極意をお伝えしていこうと思います。前回は第1問から第4問までのリスニング問題についてお伝えしましたが、今日は第5問の方に参りたいと思います。私はこの第5問を千葉県の公立入試で最も重視しています。というのも、ここをしっかり得点できるかどうかで合否が決まると私は考えているからです。理由は後程述べるとして、まずは第5問の解き方を伝授することにしましょう。






第5問


第5問は設問5つで構成されています。設問1と2は語形変化の問題になります。
例えば
(1)What’s the ( three ) month of the year?
(2)It’s a famous song ( sing ) by Japanese children.
(平成24年度前期入試 改題)
という具合に、(   )の中の語句を適する形にしなさいという問題です。これがまず2問続きます。
いつか時間があれば正確な数値とランキングを作りたいと思いますが、まずは私の体感、つまり一種の“オカルト”たちを申し上げたいと思います。

オカルト1:2つのうち、1つは動詞の語形変化でもう1つは動詞以外の語形変化。
オカルト2:動詞の変化の場合、現在分詞( ~ing )か過去分詞にすれば正解する。
オカルト3:動詞以外の場合、①序数( first とか)にする、②名詞の特殊な複数形( child → children とか)、③比較級や最上級の形にする、この3つのどれかがほとんど。
あくまでもオカルトには過ぎませんが、参考にするともしかすると良いことがあるかもしれません(笑)

さて、設問3から5までは語句整序問題、つまり並びかえ問題になります。
例えば
(1)Tom ( ア man イ looks ウ a エ I オ like ) met yesterday.
(平成24年度前期入試 改題)
というものです。どんな問題にも良く出てくる問題ですよね。
ここでもまずはオカルトから。

オカルト4:毎年、分詞か関係代名詞の問題は必ず出る。
オカルト5:正答率の低い問題は①主語が長いパターン、②関係代名詞目的格か接続詞のthatが省略されている、のいずれか。
というものがあります。このコラムでそれぞれの文法について詳しく説明していくのは割愛させていただきますが、オカルト5には注意してください。中学生は、というよりも誰しもが本能的に主語を早く終わらせて動詞をはやく置きたい習性を持つようです。もしかしたら日本語では主語を省略して話したり書いたりする傾向にある言語だからであることが影響しているのかもしれませんね。そのために、主語の一部にすべき表現を英文の後ろの方に置いてしまうというケースが多いので気を付けてください。②の方も非常に大切で、人は隠されるとどうしても間違えやすくなります。目隠して焼肉を食べるとしいたけでも肉だと思って食べてしまうのと似ています(笑)。しかし、「もしかしたらこれはしいたけかもしれない」と思って食べるように、予め省略されて出題されるということを知っていれば難なく対処できますので、もし「なんだこの並びかえは!」という問題があれば、隠されている可能性を疑ってみるのも良いでしょう。

ここまでオカルト中心に第5問についてお話してきましたが、最後はオカルトではなくて、ここで満点を取れる人が頭の中で必ずやっている解き方、もしくはいつも2、3問ここで落としてしまう人が必ずやっていない解き方をお伝えしましょう。
その極意とは
極意①:何の文法を使えと出題者が聞いているのか考える。
極意②:自分が作った英文を自分で訳してみて、整合が取れているか確認する。
以上この2つだけが第5問の極意となります。第5問を得意とする人は必ずこの2つができていますし、第5問を苦手とする人は必ずこの2つができていません。

①から説明します。よく考えてみてください。中学3年間で学んだことを凝縮させた入試問題で”I am a student.”というならびかえ問題は出題されません。なぜだと思いますか?おそらく皆さんが出題者でもそうしないと思います。理由は“文法が使われていないから”です。ちゃんと英文法を学んできたかどうかを問いたいテストですから、何かしらの英文法を使わなければならないはずです。つまり、“何の文法を使うのか”さえ突きとめてしまえば簡単に英文が並びかえることができるのです。

②はあまりにもやっていないので驚くのですが、並びかえた英文を自分で訳せない人がとても多いです。自分で英語を書くよりも訳す方が楽ですよね。その楽なものが出来ない英文が正しい順序になっている確率は低いと思いませんか?和訳できずに並びかえて正解するのはまぐれ以外の何ものでもありません。まぐれに人生一度きりの高校受験を頼るのは賢くありません。数学にたしかめ算があるように、英語のならびかえ問題でも「たしかめ訳」をするようにしましょう。(反対に、だいたいこんな意味になりそうだという予想から和訳をして、その和訳にあった英文を組み立てるのも技としてアリでしょう)
塾生にもよく「ここの問題は何の文法が使われてる?」とか「じゃあ自分の書いた英文を訳してみて?」と言いますが、答えに詰まってしまう塾生が多いです。だれかに言われなくてもこの2つを試験まで癖づけておくことが大事です。


第5問だけにこんなに長く書いてしまいましたが、それは冒頭にも書きましたがこの第5問が入試英語で一番大切な大問だからです。
理由の一つが、しっかりと英文法を学習してきた人、対策を立ててきた人は正解出来、そうでない人は正解できないという“差”つきやすいところだからです。長文読解などはまた後にその極意をお伝えしますが、ある程度英語のセンスのようなものも少なからず必要になります。ということは大多数を占める“私を含めた英語センスのない人”にとって長文読解はみんなにとっても難しいので、点数に開きは出ません。しかし、第5問に関しては英語センスゼロでもいけます。英文法は努力と根性による暗記の賜物です。ここには明確に差が生まれますので、ここで失点してしまうとライバルたちに差をつけられてしまうのです。逆に言えばここをしっかりと得点できれば、あとは勝手にここをミスしてくれるライバルたちより上に行けることにもなるのです。
第5問が大切であるというもう一つの理由は、リスニングであろうが、長文読解であろうが、会話文読解であろうが、英作文であろうが、結局最後の決め手は英文法だからです。例えば長文読解で、どんなにここが答えだということを突き止めても、そこが訳せなかったらおしまいです。訳す力、それは英文法に他なりません。ですので、第5問自体は配点15点しかありませんが、第5問が強い子は絶対に英語全体の点数は高いと思います。
それは千葉県の公立高校が英文法をしっかりと勉強してきた生徒を選抜したいという意思の裏返しであるとも言えます。つまり、千葉県は努力と根性がある生徒を欲しているということなのです。
入試問題の作り方からこれらのことが読み取れるため、私は千葉県が好きなのです。「英語がペラペラな生徒じゃないと~」ではなく「努力してきた生徒ならOK!」という慈悲深い千葉県が(笑)。(最近はリスニングの配点が高まりすぎているので少しその好意も薄まりつつありますが)
いずれにせよ、公立入試直前のこの時期は最後の最後まで第5問対策を、英文法の勉強を入試のそのときまで続けてください。長文が苦手だからと言って長文対策だけをしないように。

急がば回れ。

頑張れ受験生!!


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