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福田 シェシャドゥリ 育子

アドラー心理学&発達性トラウマセラピスト

福田 シェシャドゥリ 育子(ふくたしぇしゃどぅりいくこ) / 心理カウンセラー

松戸こころの相談室

コラム

しつけ、コントロールで勇気をくじかれて・・・

2021年7月19日 公開 / 2021年7月22日更新

テーマ:勇気づけ

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

コラムキーワード: 児童発達支援

セミナーのご感想を頂きました

胸に刺さりました
の藤田さん(仮名)は 親の立場から書いてくださいました。

同じ「聴き上手パートⅡ」に参加して下さった織田さん(仮名)は
子どもとして 親の言葉に沿って生きて来られた立場から
「セミナーの感想です」とメールをくださいました。
※コラムに載せることを快諾してくださいました。

織田さんのメール:その1.

いつもお世話になっています。
織田(仮名)です。
標記の件でご連絡させていただきました。

学校に行き渋るお子さんが、
意外とたくさんいるんだなとセミナーに出て感じました。

私は不登校は無縁だったのですが、
職場に行きたいのに行けない状態が続き、
入社しては辞めてを繰り返してきました。

行き渋りとは少し違うかもしれませんが、
長年悩んでいた通勤が、
ある時から行ける自分になり
会社を辞めずに働けるようになったことは、
もしかしたら行き渋りのお子さん達にも通じるものがあるかも?
と感じました。

会社に行けずに休む自分をみて、自分自身でも
「よくない事だ、情けない事だ、自分は当たり前の事ができない」
と自覚していました。

体調不良や職場の人間関係が理由だと、
自分でも思い込んでいましたし、
何かと理由付けをすることで
"休んでも許される"
"辞めても許される"
気持ちでいました。
理由がないと辞められない・休めない気持ちでした。

そんな状態から、
会社を辞めずに休みもそんなにせずにいられる今の私になれたのは、
もちろんセラピーをして過去のトラウマ処理の効果もあると思います。

ただ、私の中で猛烈に残っているプラスの記憶・感情があり、
その効果も影響してるんじゃないかなと
個人的に感じていました。

その記憶・感情というのは、セラピーの際に
「会社に5日間連続でなんとか行けて、まだ辞めたい気持ちはありません」
と、少し負い目を感じながらも
(そんなの当たり前の事だし、
普通な事だし、
低レベルだよな…という思考)
伝えた時に、
福田先生の
「…すごいじゃないですか!!」
という言葉です。
言葉の意味というより、
声色?雰囲気?口調?で
私のことなのに福田先生が
「信じられない程、すごい!嬉しい!」
と思ってもらえたように勝手に感じ、
一緒に喜んでくださってるんだ…という気持ちでした。。

本当に心からの言葉のように感じ、
寄り添ってもらえたように感じ、
「当たり前じゃない、
私にとっては実はすごいことが出来たんだ!
私できるんだ!」
という気付きと自信を感じました。
プラスの変化を猛烈に実感しましたし、
今でもそのときの瞬間を覚えており、
反芻してるほど強烈でした。

その後、職場の環境で苦しんだり、休んでしまったりしても、
「行けた自分」
「「福田先生が喜んでくれる」
「すごい変われたんだと思うと、自分でも嬉しい」
というプラスな出来事が胸にずっと存在し続けました。
それほど私にとって衝撃的な出来事でした。

たまに、やっぱり私できない…と凹んでも、
また次に出勤できたときには、ものすごく
「私できた!行けた!すごいことだ!」
と感じられるように徐々になりました。

もちろん親に否定や価値判断をされる事がマイナスに働くことも多いですが、
ただ、自分の負い目を感じる行動や自信のない行動に対して、
誰かがすごく自分の事のように喜んでくれると、そこでやっと自分自身でも
「嬉しい!できた!すごいんだ!」
と前向きに自身が生まれるのかもしれません。

黙って何も言わずに見守ることも大切で、
同時に親の求めるレベルまで出来なくても、
お子さんの行動に対して
プラスの感情をオーバーなくらい、
声や態度に乗せて伝えてあげると、
お子さん自身の自信の無かった部分に対して
自信が持てるきっかけになるのかもと感じました。

私は純粋無垢な旦那の心を、
最近また勇気くじきな言動をしてしまい、
自己嫌悪でいました。

今後は何かお願いをしたいときは、
直接感情を伝えるのではなく、
相手の反応を見ながらいろんなやり方でトライしてみようかなと思います。

例えば…
使用済みのバスタオルをそのままに床に丸めて置かれたら、
バスタオルホルダーを近くに置くとか、
置いてほしくないところには付箋を貼っておく
(この前ここにゴキブリがでました)
とか、クスッと笑えるような勇気くじきにならないような言葉かけや対応を、
少しずつ相手の反応を見ながら、
すり合わせていきたいと思います。

織田さんのメール:その2.

私は親の気持ちを汲み取りすぎて、
精神と脳がおかしくなりました。

親や先生の喜ぶ方向の行動をとりながら成長しましたが、
その苦しさから希死念慮と戦う日々になりました。
その苦しさが自立へ繋がるとは思えませんでした。
むしろ自立を妨げるものに感じます。
親や先生の喜ぶもの・親や先生の価値観と、自分の気持ち・自分の価値観とを、
子どもが天秤にかけたときに、
親や先生の望むほうを重要視して育ってしまったら、
子どもは不健康になりました。

どうか子どもの将来や子どものためにと考えてくださるならば、
子どもをが健康に育つには?
と意識してほしい!
と私は自分の親に言いたい気持ちになりました。

高校、大学のころは、
いかに自分の心が潰されて死にたいところまで追いやられたのかを
親に知ってもらいたい考えでいっぱいになりました。
でもきっと親は、私が遺書を書き自殺するまで、
とうてい理解できないんだろうなと感じていたのを思い出しました。

織田さんのメール:その3.

もしよろしければなのですが…
しつけ・コントロールをされて、勇気をくじかれ続けた子どもが、
どんな大人になったのか
(コントロールの弊害が、その後の子どもの人生を狂わせる事になるのか)
参考例として、
私のnoteの下記リンクを、コラムの下の方に貼っていただくことは、難しいでしょうか?(笑)
じじじのじ

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格安なセミナーなので
大した内容では無いと思われる方々もあると伺いました。
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アドラー心理学について専門的に大学院で学びました。
当時は Adler School of Professional Psychology という学校名でした。
Adler アドラー心理学カウンセリング修士を修めています。

勇気づけ実践セミナーは
ここで学んだ「Child Guidance:子どもの導き方」と
日本で学び、その後講座を行っていたこと、
1995年以来の実践を基に構成したものです。

勇気づけの実践の対象は 当時中2、小4の息子達が始まりでした。
その後は次の通りです。
 
・家庭教師、塾で教えたお子さん達
・セミナーを受講された方々

2010年(帰国)以降
・長男の妻、二人の孫
・家庭教師をしたR君とA君
・療育指導の対象のお子さん達
・精神障がい者グループホームの利用者さん達
・セミナーの参加者の方々
・カウンセリング、セラピーのクライエントさん達
・国際再婚した夫

勇気づけを実践してきて何よりも良かったと思えるのは
長男家族、二男夫婦との関係が平和なことです。
嫁と姑の争いはありません。
1994年(いくこ くるしい と語呂合わせできる)
うつ症状の真っただ中だった時には
とても想像できませんでした。
夫婦関係が壊れて
絶望し 
死んだ方がどれほど楽だろう
と思っていた日々だったからです。

「アドラー心理学」に出会っていなかったら
息子達が織田さんと同じように感じていたことだと思います。

いまだに
「オカンは怖かった!」
と言われます。

この記事を書いたプロ

福田 シェシャドゥリ 育子

アドラー心理学&発達性トラウマセラピスト

福田 シェシャドゥリ 育子(松戸こころの相談室)

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