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福田 シェシャドゥリ 育子

トラウマケアと心づくりセミナーを行う心理セラピスト

福田 シェシャドゥリ 育子(ふくたしぇしゃどぅりいくこ)

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コラム

回復に必要なセラピーの回数?

2019年4月11日 公開 / 2019年4月16日更新

テーマ:トラウマからの回復

セラピーの回数?

「どれくらい通えば治りますか?」
とのご質問を頂くことが 度々あります。

小児期トラウマか 後のトラウマか
あるいは その両方か

それ以外にも神経を脅かす出来事があったか等も
関係しています。

私のトラウマが ご参考になるかも知れません。
私は今もセラピーを受けています。
セラピーを受け始めた2014年から5年目になります。

トラウマ歴は 1994年~2000年、
処理をしていなくて 凍り付いていた期間は1994年~2014年、
20年間です。

今受けているセラピーは
ソーマティック・エクスペリエンシングの
上級コース「DARe」のセラピーです。

※DARe(Dynamic Attachment Re-patterning Experience:)
 (動的愛着様式組み換え・エクスペリエンス)

私のトラウマ

私のトラウマは1994年、42才の時に始まりました。
※オ~ッ、私にも 若い時があったのですね!

 元夫が自分の事務所で働くパートさんの言葉を
鵜呑みにして比較し 私を否定し続けたことがきっかけです。

「○○さんが 
“奥さん 暇でしょうがないでしょう”
って言ってたよ。
あんた、昼間何してるんだ!
遊んでるんだろう!」

「○○さんが 
“10万円で家計を全部やっている”
って言ってたよ。
あんた、いくら使ってるんだ。」

「○○さんは 一日うちの事務所で働いて
パンも手作りで
子どもの勉強の面倒を見たり 塾へ送ったり
その上で編み物の講師の資格を取ったり
スイミングに通ったりしてるんだよ。
あんたみたいに パンをホームベーカリーで作るような
怠け者じゃないんだ!」

などなど・・・。

その後、そのパートさんとポケベルで交信していたことも
うつ症状に輪をかけました。

・早朝覚醒
・入眠困難
・食欲不振
・体重減少
・無気力
・思考停止
・希死念慮

離婚が成立する1999年末までは
色々な意味で地獄の日々でした。

今の一瞬を生きれば 次の一瞬につながる

1995年に出会った
「アドラー心理学の実践」と
「今の一瞬を生きれば 次の一瞬につながる」
という言葉が 支えでした。

2000年3月、二男の中学卒業と同時に
Adler School of Professional Psychology でカウンセリング心理学を学ぶために日本を離れました。

2000年から2009年末まで 日本を離れていた為
具体的な症状はありませんでした。
帰国してからも 生活に追われて
症状を自覚しませんでした。

フラッシュバック!!!

2014年、二男が一時帰国した時、
パートさんの名前を 口にしました。
「お父さんが 
“今一緒にいる人に会って欲しい”
って言ったんだ。
“〇〇さんでしょう?”
と聞いたら そうだった。」

その瞬間、
頭が真っ白になり身体に稲妻が走ったような感覚に
なりました。
※フラッシュバックです!!!
「これが フラッシュバックの症状の一つなんだ!
 ワォ 体験出来ている」
 と 頭のどこかで思ったような気がします。

昔のうつ症状だった入眠困難、早朝覚醒が起きました。
「あ~また あの日々が始まるのか!!!」
と 恐怖も感じました。

その症状は続かなかったのですが
つぎつぎと 元夫の言葉や様々な脳裏に焼き付いた光景を思い出し
不快な感情を毎日味わうようになりました。

EMDRでは「記憶のネットワーク」と呼びますが 
リンクして芋づる式に出てくるのです。

元夫の事務所で パートさんの前で怒鳴られた・・・。
元夫が
「あんた、何しに来たんだ、
さっさと帰りなよ!」
と怒鳴った時の 
パートさんのうっすらと笑みを浮かべた表情・・・。

フラッシュバックだけでなく 
日常生活では 家事に身体が動かないという症状がずっと続きました。
部屋を片付ける、掃除をする、料理を作る、食器を洗う
批判された記憶が常に出てきて
不快さ、自己嫌悪・・・。

「筑前煮」を作りたいと 材料は整えるまで行くのですが
気持ちと身体が動かなかったのです。
冷蔵庫の中で 材料が腐っていくということが何回も!!!
この状態は 2014年~2017年末までありました。

トラウマからの回復

フラッシュバックを体験した2014年は
ソーマティック・エクスペリエンシング:SE(Somatic Experiencing)
のトレーニングを受け始めた1年目でした。

SEのトレーニングは 6日間の講義が年に2回、3年間続きます。
セッションとコンサルテーションを 少なくとも30時間受けることが
プラクティショナーになる条件です。

その後、
ブレインスポッティング:BSP(Brainspotting)
エリクソニアン催眠
TFT
TFH
キネシオロジー
など 様々なセラピーを学ぶ度にセッションを受けてきました。

2018年になって ようやく料理に向かう時に
元夫の私を否定する言葉がそれほどは浮かばなくなり
身体が動くようになりました。

2017年4月、エリクソニアン催眠を受けた時は
「私は無価値ではない」
という一文が ふっと浮かびました。

2017年末、LEAPというセラピーのデモセッションを受けた時は
「emptiness に心当たりある?」(emptiness =空虚)
(セラピストは オーストラリア人でした)
と聞かれて、
" I lost everything." (全てを失いました)
という言葉になり、
その頃住んでいた 茨城県の戸建ての風景が脳裏に浮かびました。

今から思うと 離婚が決まり出ていく時のイメージかもしれません。
具体的な出来事ではなく このようなものもトラウマだと知りました。

家族からの否定の言葉が 
どれほど人を
傷つけるものか 
どれほど 長く留まり続けるのか・・・。

身体が動くようになる!

セラピーを受けると 少しずつですが
必ず変化していくことも
実感しています。

2019年に入って
料理をする回数が増えました。
新しいレシピにも取り組めるようになりました。

身体(脳幹:爬虫類脳)が動くのです。
不快な感情(偏桃体:哺乳類脳)は出てこなくなりました。

大丈夫です!と言える訳

「クライエントさんに 今は動けないんですね。
 大丈夫です。
 トラウマが処理されていくと
 必ず 動けるようになられます。」

と言えるのは 自分の体験でもあり
多くのクライエントさんの回復を拝見しているからです。

セラピーに敷居が高い方は セミナーへのご参加からでも良いかもしれません。
私自身は その順でした。

アドラー心理学に出会ったのが 1995年。
トラウマの処理を始めたのが  2014年です。

アドラー心理学は 新皮質に働きかける トップダウン
トラウマセラピーは 脳幹に働きかける ボトムアップです。

もしトラウマセラピーを先に受けていたら
もっともっと楽に過ごせたのだろう!!!
と思います。

トラウマが 財産に!

トラウマから25年。

中学卒業と同時に私と一緒に
北米に行った息子がジャズベーシスト

長男の奥さんが 子ども達が 2才と1才の時からセミナーに参加しています。
その子ども達は 2019年4月、小6、小4に。
彼女が 時々言います。
「アドラー心理学に若い時に出会ってラッキーです。
 子ども達に手がかかりません!
 見守っていられます。」

私は いろいろなトラウマセラピートレーニングを
日本ばかりでなく、
アメリカやヨーロッパで受けることで
日本ばかりでなく
世界各地のセラピストさんと知り合いに。

そうそう、アドラー心理学を
Adler School of Professional Psychology
で学ぼうと決意し
マギル大学の語学学校に行き
語学教師の夫と出会ったのでした・・・。
「シェシャドゥリ」は 夫の姓です。

50才過ぎて バイリンガルになれたのも
トラウマを経験したからこそでした!

この記事を書いたプロ

福田 シェシャドゥリ 育子

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