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コラム
デジタル技術(その3)D Xの中身2
2023年1月20日
③AI(人工知能)
1AIには、よく知られた認識系AI、予測系AIおよび実行系AIがある。人工知能と呼ばれるが、人間のように思考するのではなく、演繹的に答えを導く。一見、まどろっこいようだが繰り返し学習などは疲れを知らないためかなり優秀に見える。認識系は、画像を認識したり、製品の仕分け(良品・不良品、大玉・並玉・小玉など)、音声を認識したり、音声より感情を予測したりできる。
SVMとDL
SVMは、サポート・ベクター・マシンの略で機械学習法と呼ぶ。例えば、疵形状の特徴量として縦寸法、横寸法および色調を取り上げる。この3つの要素の三次元プロットで良品・不良品の曲線境界を求める。機械的に情報を学習するためSVM。
DLは、深層学習法と呼ぶ。ただ、例えば疵の形状を認識してある集団のものをラベリングするには、万から数十万の膨大な数の疵画像を教師データとして認識させなければならない。学習情報が少なかったり、別の形状の疵が紛れ込むと、精度が悪くなる。
④ICT
これもそれほど難しく考えないで良い。昔は手紙、電報、伝言板、ポケベル、携帯、スマホと伝達手段は変わっても、通信手段はあった。大勢のリアル会議からZOOMに変わった。情報も、雑誌、テレビ、パソコン、スマホと変わってきたがやはり同じような情報伝達はあった。気象情報も然り。手段が変わっただけで、伝えるべき情報は同じ。時代に合致したICTがあった。今後もどんどん変わり続ける。でも、企業内はなぜあれほどローテクなんだろうか。
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