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島本長範

ヒューマンエラーやマネジメントを中心とした人財教育の専門家

島本長範(しまもとながのり)

CIMA人財教育開発

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コラム

「ヒューマンエラー対策(その1)“仲間と一緒にエラーを防ぐ”」

2013年7月15日 / 2013年8月17日更新

●社員の頑張りだけに頼ってエラー防止をしていませんか?
●知識を得るだけの研修、セミナーを受講していませんか?

と言う問い掛けを経営者や管理者の方にしています。

ヒューマンエラー防止には、何か特別は手法やテクニックがあり、それを社員が習得する事でエラーを減らせると思っている方が多いからです。
又、経営者や管理者だけでなく、社員の中にも「やる気」でエラーを防ぐとか、ヒューマンエラー研修は知識を得るものと思っている方がいます。

色々な業種の会社でヒューマンエラー研修を行っていますが、「ヒューマンエラーは、気合いが足りないからだと思っていました」とか「研修を始める前は、また話を聞いてメモを取るだけでのつまらないものだと思っていました」といった感想をアンケートで頂く事があります。

「エラー防止に特効薬はない」と言われるように、日々の活動を地道に続ける事がエラー防止の近道になります。その近道の一つを今日は紹介します。


「仲間と一緒にエラーを防ぐ」は、CIMA人財教育開発が行っているヒューマンエラー研修の大きな柱の1つで、航空会社で行われているCrew Resource Management(CRM)がベースになっています。

CRMとは、パイロット個人の能力を重視していたために、操縦室のクルー全員の総合力が上手く発揮されない事がアクシデントやトラブルの要因になっている事から考えられたもので、全てのリソース(Resource=資源)を有効に使う事を目的にしています。

特に、人的リソースの活用に重点を置いています。航空機の操縦室からスタートしたものですが、航空界では、航空機整備、客室乗務員、運航管理者(ディスパッチャー)グランドサービスなどにも広がっています。

ここまで書くと、航空会社だけでの特別なものと思われるかも知れませんが、皆さんの職場でも効果のある考え方です。

仲間の仕事内容を理解し、「危ない!」「間違っている」に気付き、それを仲間に伝える。そして仲間からのアドバイスや忠告を素直に受け入れる事が大切になります。

そのために必要な要素は、

1)目的、目標の共有

2)チームワークを発揮するための有効なコミュニケーション

3)決められた事、約束した事を守る信頼関係の構築

の3つになります。

この3つは、ごく当たり前の事柄ですが、この3つの要素を意識して業務を進めて下さい。

この3つの要素が上手く出来ている職場では、エラー発生は少なく、仮にエラーが発生しても大きな事に発展する事はありません。

皆さんの職場の「3つの要素」はどうでしょうか?

確認をしてみて下さい。


ヒューマンエラーコンサルタント 島本長範

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