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  1. 見返りを求めない。その「心」こそが尊いのではないでしょうか。
関優子

CA目線で売上をV字回復させ選ばれる企業に立て直す専門家

関優子(せきゆうこ) / マーケティング戦略家

株式会社キャリア・ジョセフィーヌ

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コラム

見返りを求めない。その「心」こそが尊いのではないでしょうか。

2019年9月25日 公開 / 2019年11月4日更新

テーマ:大人のお作法

コラムカテゴリ:ビジネス



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この度の台風15号により被災された皆様へお見舞い申し上げます。

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最近、おまけやサービスといった付加価値を付ける商売が多くなってきましたね。



たとえば、「こちらを2個買うと、もう1個ついてきます」

「30分以内のお申し込みでもうひとつプレゼント!」という具合に・・・。


モノやサービスなどにみんなが集まると、「執着」はどんどん大きくなるような気が致します。





そんな中、見返りを求めず、自分の利益を追い求めない「おもてなし」というものは、

執着とは「反対」に位置する世界であり、とても尊いものだと感じます。





一昔前のおすそわけ文化とは?



一昔前は、「見返りを求めない」ということは隣近所にもあふれかえっていました。



たとえば、お互いに初物の食材を届けたり、

「作りすぎちゃったからどうぞ」とおかずを鍋に入れて届けたり・・・。



そのようなことを普通にしていた昔の人たちは、元来おもてなし上手だったわけですね。



このようなおすそ分けの文化は消え去ったわけではなく、

昔ほどではないにしろ、現代にも受け継がれていると思います。



見返りを求めずに、ご近所さんに喜んで欲しいから「初物」をおすそ分けする。



そういった行為こそが、日本の美しさで、とても尊いことなのではないかと感じます。


もののやりとりだけではなく、夏に隣の家の前まで打ち水をすることや、

風が強く吹いたあとの落ち葉掃除の時に

隣の塀の前をほどほどのところまでやってあげるということもおもてなしです。



見返りを求めないので、押しつけがましく「やっておきましたよ」とも言わない。

あくまで「さりげなく」、お隣の分までやっておくのです。



打ち水のおかげで隣の家に涼しい風が入ったら、

お隣の方はきっと、

「ありがたい。次はうちがやっておこう」

と思うことでしょう。





日本人サポーターから学ぶおもてなし



サッカーのW杯で話題となった、日本人サポーターによるゴミ拾い。


それも根底に流れるのは、「おもてなし」と同じ心だと思うんですよね。
すなわち、「感謝」の気持ちです。



「ここまで来させてもらったのだから、何か自分たちにもできることはないだろうか?」

「負けてしまったけれど、感動をありがとう!」

「こんなすばらしいゲームを見せてくれてありがとう!」



そのような、気持ちから出る行為、見返りを求めない行為、

これはまさに、世界に誇るべきことだと思います。





モノやサービスがあふれる社会だからこそ、

見返りを求めない「おもてなし」というのは、

とても尊いものだと感じます。



そんな自分でありたいと戒めを込めて書きました。

この記事を書いたプロ

関優子

CA目線で売上をV字回復させ選ばれる企業に立て直す専門家

関優子(株式会社キャリア・ジョセフィーヌ)

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