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関優子

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関優子(せきゆうこ)

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コラム

日本の「箸文化」に触れたい外国人のお客様

2019年7月13日 公開 / 2019年8月24日更新

テーマ:大人のお作法



まだ新人の国際線CAだった頃、機内食でお蕎麦を提供したときのことです。


ファーストクラスのある外国人のお客様が、

箸がなかなかうまく使えなくて食べずらそうにされていたんですね。



お蕎麦をなかなか口まで持っていくことができなくて・・・・。

口に入れようとしては、逃し・・・・。

また挟んで持ち上げてはみるものの、なかなか食べられない・・・。



見かねたチーフが、フォークをお持ちすると・・・・。

「要らないよ」と・・・。




日本の箸文化に触れたい外国人のお客様



その外国人のお客様、なかなかお蕎麦を食べることができないのに、

なんだか、すっごく楽しそうなんです。



ゲラゲラ笑っては、またトライするということを何度も繰り返していました。

本来ならばお客様が快適なお食事ができるように最善を尽くしたいとの思いから、

チーフのようにすぐに食べやすいようにフォークをすぐにお持ちする、

ということが頭をよぎるかと思います。



でも、お客様はあえてそれを望んでいなかったんですよね。

「フォークはいらないよ。どうしてもこのお蕎麦を箸を使って食べたいんだ!」とのこと。



お客様は「初めて体験する日本の「お箸」で、召し上がりたい」

との思いから、頑なにフォークを拒んでいたんですね。





「なるほど。」接客は奥が深いなぁ。なんてことを思いながら、

なんとかこのお客様のご要望にお応えしたい、

との思いから、

そこからは「箸使い」の練習と相成りました。



僭越ながら、わたくしがレクチャーを。

(こういう見られている時って、結構緊張して手が震えるんですよね・・・)



そのとき、何から始めたかというと、

私はまずペンの持ち方をお見せしたんです。

なぜなら、ペンの持ち方とお箸の持ち方の基本は同じだからなんです。



お箸の上一本は、ペンと同様に、人差し指の腹と中指ではさみ、親指を添えます。

もう一方は薬指で、下から支えます。





最初は、その外国人のお客様もうまく使えずに悪戦苦闘していたのですが、

そのうち慣れてこられて、

かまぼこを口に入れたときの感動ったら・・・。(笑)

そして無事にお蕎麦も完食されました!





箸のみで食事できるのは日本人だけ




朝鮮半島や中国、ベトナムなど箸を使う国はたくさんありますが、

みな箸と匙(レンゲやスプーン)を併用します。



箸のみで食べるのは、日本だけです。

二本の箸で、つまむ、切る、すくう、くるむといった複雑な作業ができるのは日本人なればこそです。





以前、弊社で小学校低学年のお子様を対象とした「お箸オリンピック」という、

箸使いのマナーを主催致しました。



正しい箸の持ち方ができれば、

どんなに幼くても小さな豆や米粒1つでもしっかりつかむことができるんですよね。



逆にそれができないと、茶碗や皿に口をつけてかき込むような食べ方になってしまいます。





日本文化をリスペクトしてくれている外国人は、

和食を食べるために箸の使い方を勉強しています。



あなたも外国人のお客様にそれを教える時がくるかもしれませんね。

伝統の作法を大切にし、自国の文化をきちんと語れる国際人になりたいですね。

この記事を書いたプロ

関優子

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関優子(株式会社キャリア・ジョセフィーヌ)

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