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関優子

CA目線で売上をV字回復させ選ばれる企業に立て直す専門家

関優子(せきゆうこ)

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コラム

女性向けに売れる商品を作る!必要なターゲティングとコンセプト

2019年3月11日 公開 / 2019年6月13日更新

テーマ:CA流女性マーケティング


女性をターゲットにした新商品を開発するとき、そのプロセスの中に、「ターゲティング」と「コンセプト作り」があります。それらの手順や注意するポイントを紹介します。

女性向けの商品開発 ポイントは「お客様を知ること」

女性をターゲットに商品やサービスを開発するとき、そのプロセスで最も重要なことは、
「どんな女性を対象にして作られたものなのか」「それを買えばどんな問題が解決できるのか」を明確にして、商品のメリットを女性に確実に伝えることです。

これを一言で表したものを「コンセプト」と言います。

コンセプトを作るために、最初に「どんな女性のお客様を対象にするか」を決めます。
これをターゲティングと言います。

女性をターゲットにする場合、単に「女性」と決めることがターゲティングではありません。
どんな女性で、何に困っているのか、年齢層は?など、さまざまな条件で細かくグループ分けをしなければなりません。
これを「セグメンテーション」と呼んでいます。

このように、セグメンテーションされた女性のお客様の中から、どの女性客に向けて商品を提供するかを選んでいくのがターゲティングです。

セグメンテーションの段階で、詳しく分ければ分けるほど、それぞれのグループの女性客が必要とするものや、困りごとに違いがあることがわかり、その人たちのニーズに合う商品が何か、わかりやすくなります。

このように、絞り込んだセグメントから選んだターゲットに対して商品化し販売すると、その後の販売戦略も立てやすくなり、効率よく販売実績を伸ばして収益に結び付けることができます。

ただし、ターゲティングを間違えれば「売れない」リスクもあります。

女性向け商品の開発では、ターゲット女性の現状を詳しく知り、その人たちの困りごとやこれから必要だと思われることなどに対して、自社製品をどう結び付けるかが、新商品づくりのポイントになります。




ターゲティングで注意することは?

ターゲティングでは、どのセグメントの女性客をターゲットにするかを急いで決めようとすると、失敗してしまうリスクが高くなるので注意が必要です。

ターゲットを決めるというよりは、女性客の「セグメンテーション=分類」に注力します。そうすることで、自社のターゲットとする女性客が明確になってくるからです。

女性は同じ年齢でも男性と比べるとライフスタイルが多様化しており、それに伴い価値観もさまざまです。

ターゲットを決める前の、セグメンテーションにおいて「女性」と「年齢」だけで分けてしまうのではなく、就職、結婚、妊娠中、子育て中、独身、管理職、一般職、専業主婦、介護中など、さまざまな視点で分類するようにしてください。

もしその手順に迷ったら、ライフステージと5歳ずつぐらいの年齢層に分けた年代別のセグメントを行い、セグメントされたグループの人が、それぞれ何に困っているか、解決したいことは何かを書き出してみます。

その後、消費者データを検証し、自社の強みが最大限に生かせるターゲットはどこかをセグメンテーションの中から絞り込んでいきます。

コンセプトメイキング

ターゲットが決まれば、「誰に、何を、どのように、どんな目的で提供し、どんな成果につなげるか、そのための商品構成や特徴は何か」といった内容をメッセージに変えます。

コンセプトは商品の概要説明になると同時に、広告におけるキャッチコピーにもなります。文字化するときは、30文字以内にとどめて、わかりやすく、印象に残るように作成したものを何度も書き直して仕上げていきます。

企業やその製品のコンセプト例
・ipod「1000曲をポケットに」
・ダイソン「吸引力の落ちないただ一つの掃除機」
・ウィダーinゼリー「10秒チャージ2時間キープ」
・うんこ漢字ドリル「日本一楽しい漢字ドリル」
・フェデックス「宅急便を翌日配送で」
・スターバックス「家庭でもなく職場でもない第3の空間」
・ドミノピザ「30分以内に熱々のピザを自宅までお届け」
・ルンバ「かしこく。くまなく。丁寧に。『任せられる掃除力』」

女性客は、これらのコンセプトを見ると、商品開発の経緯や商品のメリット、購入した後の自分の未来を考えます。

そして、コンセプトの文字だけでなく、商品の広告や商品のデザイン、ホームページなど、他の要素も見て、コンセプトを五感で感じ取り、それぞれに統一性があり、自分が共感できるか、自分にとってメリットがあるかどうかを判断します。

売れる商品コンセプトづくりは人気雑誌を参考に

女性客をターゲットにした商品開発のプロセスを紹介しましたが、実際にゼロから目に見える商品を作り出すのは簡単なことではありません。

セグメンテーションやターゲット設定、コンセプトづくりなど、それぞれの段階で迷うことは多いはずです。

商品のターゲティングやコンセプトづくりにおいては、自社製品でターゲットを決めるとき、同じ客層をターゲットにした雑誌を参考にするのがおすすめです。

多くの競合雑誌の中でも人気があるものは、デザイン、イラスト、キャッチコピー、言葉遣いに至るまで統一感があり、出版年数を経てもその内容にブレはありません。

自社のターゲット女性客がよく購入する雑誌の世界観を、まずはそのまま取り入れて、その中にある表現や色使いなどを、自社製品にうまく落とし込んでみてください。

そうすることで、実際に商品を販売したとき、ターゲット女性客に受け入れられそうかどうかも判断しやすくなります。

この記事を書いたプロ

関優子

CA目線で売上をV字回復させ選ばれる企業に立て直す専門家

関優子(株式会社キャリア・ジョセフィーヌ)

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