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村上浩司

幸せをつかめる「強い心」と「自発的な学習態度」を育てる教育家

村上浩司(むらかみひろし)

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コラム

「部活が忙しい」と考えずにヌケヌケ言うヤツが、大成することはない。~確率論で考える~

子育て 社会問題

2018年6月22日 / 2018年9月23日更新



先日、英検の結果が却ってきて、中学生で2級や準2級を受験した子は厳しい結果になってしまいました。飛び級でここまでどんどん勝ち上がってきた塾生あっちだったので、先取りで行く限りは必ずぶつかる壁です。ぜひ乗り越えてほしいものですね。

逆に3級や4級の飛び級に挑戦した下級生たちは、ことごとく合格を決めてくれました。ウチは飛び級させて当たり前の塾ですので、失敗を恐れずにどんどん飛び込んでいって、学力以上に「心」の成長を期待したいところです。

さて、この時期は中学生以上に、特に高校生に多いのですが、「部活が忙しい」という理由で授業をないがしろにするバカ者が後を絶ちません。ウチの塾はそんな愚か者はほとんどいないのですが(みんな両立しようと頑張っているので)、他の塾長さんからの嘆き節は結構聞かされています。

体育会系の部活の中には、指導者のエゴでムダに練習時間や拘束時間が長い場合も少なからずあり、生徒の学業などそっちのけの、教員としてこの人どうなの?という方も、残念ながら私も数人存じています。ご自身の実績づくりや自己実現を達成したいという主役感満載の方です。私は学校の教員には大変な仕事ゆえ、敬意を払っていますが、こういった方々に対する目線は、かなり冷ややかです(笑)

中には部員間の無言の圧力もあるようで、途中で練習を早退したりするだけでイジメの標的になったり、意図的にレギュラーから外されるなどの、この国固有の最低な、女子顔負けネチネチ行為もあるので、張本人が最も苦労しているのも言うまでもありません。

部活に存分に打ち込むのは大いに結構、ただ、スポーツ系はプロの選手を夢見ても、実際にんることができるのは、奇跡に近い確率です。(だからと言って、夢を諦めろと言っているわけではなく、そこは線引きの難しいところでもあるんですが)

今はサッカーのワールドカップ真っ最中ですので、サッカーの例とするならば、全国のサッカー競技人口は高校生・大学生・Jユース所属の最高学年を合わせて、約58,000人います。

この国で毎年プロのサッカー選手になれるのは、J1とJ2とJ3を全部合わせても約120人のみ。

プロのサッカー選手に確率は、約0.21%でしかないんです。

一方で、高校受験よりも厳しい中学受験を例に挙げると、首都圏一都三県の受験者数は1,340人です。御三家と呼ばれる難関校に合格る確率は2.58%になります。

要は、勉強の方が努力のリターンを得やすいんです。

部活に打ち込むのがダメというわけではなく、「集中と選択」による「決断」など、判断基準のひとつとして、大いに参考になる考え方です。私は合理的思考が好きなので、どうしても打算的な考え方ばかりになってしまうのが欠点ではありますが…。

私も中学では硬式野球のクラブチームでバリバリやってましたし、高校ではソフトボール部の第一線でやってきた自負もあるので、スポーツにおける数多くの効用があるのは、誰よりも理解しているつもりです。

ですので、部活を否定するつもりは全然ありません。
むしろ、できるものなら、きっちり両立させるべきです。

でも、その後の将来を考えたときに、その先に何が待ち構えているのかをじっくり考えてみることも、かなり重要なことではないでしょうか。

批判を受けることを承知で敢えて申し上げますが、平凡なお子さんほど勉強をしなければ、道が開かれることはないんです。武芸の才がなければ、学問で身を立てるしかありません。

あなたのお子さんは、いかがですか?


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