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佐藤千丈

子育て世代のためのコミコミ住宅設計・施工のプロ

佐藤千丈(さとうちたけ)

株式会社サンクリエイトホーム

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コラム

住宅の「性能表示基準」の「耐震等級」について

2014年4月15日

東日本大震災から、早いもので4年目を迎えました。
地震の怖さを実感させられると共に、
津波の恐ろしさをまざまざと見せつけられた震災でもありました。

家づくりにおいては、そのような巨大地震が発生しても
倒壊しないで耐えられるレベルを等級で示す基準があります。
「住宅の性能表示基準」の中の「耐震等級」がそれに当たります。

耐震等級とは地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさで、
いわゆる「地震に対して建物がどこまで耐えられるか」と言うものです。

等級には1から3までがあり、基準となる地震力に対して、
それぞれ耐えうる数値が決められています。

その基準となる地震の力とは、
「極めて稀に(数百年に一度)発生する地震による力」とされています。

数百年に一度の地震とは、震度6強から震度7の関東大震災や、
阪神・淡路大震災を想定しています。

等級1から3の表示内容は次のようになっています。

等級1、極めてまれに発生する地震による力に対して倒壊、崩壊等しない程度。
等級2、等級1の地震力に対して1.25倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度。
等級3、等級1の地震力に対して1.5倍の力に対して倒壊、崩壊等しない程度。

国土交通省の解説によれば、関東大震災の時の東京や、
阪神・淡路大震災の神戸の揺れに相当する
震度6強から震度7程度の地震を想定しており、
その地震に耐えうる等級を1としています。

また、等級1は建築基準法で定められている数値にあたります。

確かに地震に対して強いに越したことはありませんが、
等級1でも十分に安全性や快適性を保持できる等級でもあります。

ただ単に強い建物にするのではなく、
それぞれの地域の状況を考慮して、コストバランスを考えたうえで、
適した等級の選別が最も重要となります。

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2015-03-02
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