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コラム

【相続税の計算の仕方】

2019年11月18日

テーマ:相続税ワンポイント

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

前回、青森市内でも年間100件以上の相続税申告が行われている(はず)とお話ししましたが、さて、この相続税とはいったいどうやって計算するのでしょうか?

まずは税率からお話ししようと思うのですが、税率は累進税率です。つまり相続する財産が多ければ多いほど税率が上がっていきます。所得税と同じ仕組みですね。ただ、計算の仕方に注意が必要で、単純に相続財産が○○円だから、それに税率を乗じて相続税は××円というわけではありません。一旦、法定相続分通りに相続したものと仮定して、相続人各人の相続税額を算出して、それを合計して相続税の総額を算出するという方法をとります。

これは各人が相続するとかしないとか、各人の相続分の多寡にかかわらず、相続税の総額をまずは一旦決めてしまって、その後で誰がどれだけ負担するか考えましょうというスタンスだからです。

例えば、相続財産が8000万円で、法定相続人が配偶者と長男と次男だとします。実は次男は諸般の事情で相続しない予定なのですが、相続税を計算する際には一旦次男も法定相続分通りに相続するという仮定で計算することになります。

遺産総額は8000万円ですが、前回お話しした基礎控除額を差し引くと課税対象額は、

3200万円=8000万円-基礎控除額4800万円(=3千万円+600万円×3人)

となります。この時、法定相続分は、

配偶者が1600万円(1/2)
長男が800万円(1/4)
次男が800万円(1/4)

です。それぞれにかかる相続税額は、

配偶者が1600万円×税率15%‐控除額50万円=190万円
長男が800万円×税率10%=80万円
次男が800万円×税率10%=80万円

となり、トータルでは190万円+80万円+80万円=350万円となります。ここで「税率」とか「控除額」というのが累進税率に係る部分で。6億円を超えると55%まで跳ね上がります(控除額は7200万円)。

累進税率表はこちら↓
https://www.kaikei-home.com/03/corner2/article19/

話を戻して、相続税の総額350万円を、実際に相続する金額に応じて配分することになります。次男が相続せずに配偶者と長男で半分ずつ遺産をわけると、配偶者と長男それぞれの相続税は175万円となります。

相続のご相談なら西谷会計事務所まで↓
https://www.kaikei-home.com/03/

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