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コラム

ツーバイフォー(2×4)工法の内壁は石膏ボードのみか

ツーバイフォー(2×4)住宅

2016年7月8日 / 2016年12月15日更新


今回は、ツーバイフォーの基本となるパネルの強度についてのお話です。少し専門的な用語が出てきますが、ぜひお読みください。

実は石膏ボードは、防火性、遮音性に優れ、工事の際の取り扱いも簡単です。しかも温度や湿度、化学薬品などによって寸法が変わりにくい性質も持っています。

国土交通省の告示によれば、12.5mm以上の厚さの石膏ボードを貼った壁は耐力壁と認められます。この耐力壁は、地震に強い壁ということなので、別名「耐震壁」とも呼ばれています。

しかも、そこに強固な構造用合板を貼りつけて二重構造にすれば強い内壁となります。こうした耐力壁で家全体を支えることによって、ツーバイフォー住宅は高い耐震性を得ることができます。

内壁に適正な石膏ボードを貼ると耐力壁になる?

最近では耐震強度などに詳しいお客さまも増えてきましたので、ツーバイフォー住宅に関して、こんなやりとりを聞くことがあります。

「内壁は石膏ボードしか貼っていないのに、大丈夫なんですか?」
「きちんとした厚さの石膏ボードを貼れば、耐力壁にはなりますが、構造用合板もつけますか?」

内壁? 石膏ボード? 耐力壁? 構造用合板?と聞き慣れない言葉に戸惑った方も多くいらっしゃると思います。

今回は、ツーバイフォーの基本となるパネルの強度についてのお話です。少し専門的な用語が出てきますが、なるべくわかりやすく解説してまいりますのでぜひお読みください。

内壁、石膏ボード、耐震壁、構造用合板とは

それでは、まず先ほど出て来た言葉を順番に解説していきましょう。

まず「内壁」というのは、「外壁」と区別するための用語で屋内を仕切る壁のことです。ここでは、建物の内側を支えるパネルの一つと考えていただいても良いかもしれません。

続いて「石膏ボード」というのは、石膏をしん材にして両面を専用の厚紙で覆ったものです。石膏に厚紙と聞くと「もろいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、後でお話しするようにこれがスグレモノなのです。

そして「耐力壁」というのは、ひと言で言えば水平方向からかかる力によって変形しない壁のことです。

最後に「構造用合板」というのは、建物の構造上重要な部分に使用する合板のことです。ちなみに、ツーバイフォー工法では「外壁」には、構造用合板を必ず貼り付けなければいけません。

つまり、最初のやりとりを注釈付きでもう一度解説しますと
「家の内側を支えるパネルに石膏ボードしか貼ってなくても大丈夫なんですか?」という質問に対し、「きちんとした厚さの石膏ボードを貼れば、水平方向からかかる力によって変形しない壁になりますが、外壁に用いている合板も貼りますか?」という答えが導き出されます。

石膏ボードと構造用合板の二重構造で家を支える

「鉄筋とコンクリート」などに比べ、「石膏と厚紙」というなんとなく頼りない感じのする組み合わせの石膏ボード。

実はこの石膏ボードは防火性、遮音性に優れているうえ、工事の際の取り扱いも簡単。しかも温度や湿度、化学薬品などによって寸法が変わりにくい性質を持つなど、非常にスグレモノの建築用内装材です。

国土交通省の告示によれば、12.5mm以上の厚さの石膏ボードを貼った壁は「耐力壁と認められる」ということがあるので、先ほど私は「きちんとした厚さの…」という言葉を使ったのです。

この耐力壁は地震に強い壁ということなので、別名「耐震壁」とも呼ばれています。そこに強固な構造用合板を貼り付けて二重構造にすれば、当然、非常に強い内壁ができます。

こうした耐力壁で家全体を支えることによって、ツーバイフォー住宅は高い耐震性を得ることができるのです。

東日本大震災で証明されたツーバイフォー(2×4)の耐震性
ツーバイフォー(2×4)工法の住宅は地震に強い?

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