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菅原晃プロのご紹介
光と風を生かした、オリジナルな家づくりを目指して(3/3)
自然エネルギーを生かし、地方だからできる贅沢を
「設計工房・SD」は1階がガレージ、2階がワークスペースです。2面に大きな窓があり、天窓からも日光が降り注ぐ明るい空間。北国の冬は長く厳しいからこそ大胆に開口を設け、光を確保することが大切だと菅原さんは考えています。
「明るさは、住む人の気持ちにも影響しますよね。北国では、熱を逃がさないためにとにかく窓を小さくし、北側の開口を抑えるのが一般的ですが、窓を小さくすると、光と風も通りにくくなってしまいます。今は断熱材の性能も高いですし、高気密高断熱にこだわりすぎる必要はないと思います」
太陽光は明るさだけでなく熱も含むので、冬場の暖房費節約にもつながります。地域の気候風土に合わせた設計の工夫で、自然エネルギーを生かす家づくりができるのです。取材当日は雪。大きく開いた窓一面に、雪原が広がっていました。
「窓は景色を切り取るフレームでもあります。昔から『借景』という言葉がありますが、借りられる景色があるのはとても贅沢なこと。これから新築を考えている方は、大草原の小さな家のような、ちょっと不便でも景色が良い家はどうでしょうか? ある程度、敷地が広いと建物のデザイン性も生きます。自然に囲まれた広い家に住むことは、地方だからこそできる贅沢だと思います」。今後の抱負は、設計・監理サブマネージャーの息子・秀さんとともに敷地の提案にも力を入れ、理想の家づくりをサポートしていくことです、と微笑みました。
(取材年月:2013年1月)
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