養生は治療に勝る。自然治癒力を高める（1/3）

漢方とは、病気になる前に治す

　秋田中央道路と横山金足線の交差する城東十字路のほど近く、アクセスしやすいところにある〈相談薬局太海堂漢方〉。平成15年の開局から、今の医療技術にはない、漢方の持つ〈養生〉という観点から、数多くの症状・疾患の悩みに応えてきました。

　「病気になってから治療するのではなく、病気になる前に治す。つまり病気を未然に防ぐこと、これが〈未病・養生〉です。」と西口さん。「漢方・鍼灸に代表される〈中医学〉は中国発祥の東洋医学、現在主流の西洋医学とは考え方が違います。病気になってから化学的に治療する西洋医学に対して、東洋医学では本来人間に備わっている自然治癒力を高め、自分自身のからだを良く知り、病気を未然に防ぐのです」

　「自分のカラダを医者にまかせるのではなく、自分自身が良く知っていること。そして病気になる前に、自分の体質に合った〈養生〉を実践することです。そして、もしも、病気になっても自分の自然治癒力を信じて『自分で治す』というしっかりした意識を持つ事が大切です」

　体調が悪いと病院にいって検査を受けても、原因が分からず、相談に来られる方も多くいらっしゃると西口さん。「病気になってから病院に行ったのでは遅いのです。病気になる前に自分のからだをチェックして、しっかり理解しておくために、気軽にご相談ください」

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