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土田茂(つちだしげる) / ファイナンシャルプランナー

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コラム

自然災害への備えは万全ですか?

2019年10月15日 公開 / 2019年10月16日更新

テーマ:保険

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 太陽光発電 おすすめ

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。


先週末は台風19号によって多くの被害が出てしまいました。


被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。


毎年毎年、異常気象という言葉通りに、大型の台風や地震・記録的な大雨などで大きな被害が出ています。
自然災害だからどうしようもない事も多いのですが、備えることで損害を防いだり、小さくしたりすることは可能です。

こういった災害を教訓として私たちも備えを厚くしなければいけませんね。

備えには国や自治体といった「公」ができることも多いのですが、今回も防災インフラの整備という観点ではやれることが多かったという指摘もあります。

千曲川の氾濫にしても、以前の長野県知事が「脱ダム宣言」をして公共工事をストップしたことが影響しているのでは?という指摘もありますし、(八ッ場ダムは民主党政権で一度中止になりかけたものの、結局着工し今回の台風では大活躍したようです)

太陽光発電のため山の木を伐採してパネルを設置したことで土砂崩れが起こりやすくなっているなどの指摘もあります。

また、災害が起こった際に首長が被害を見て自衛隊に災害出動を要請するなどの状況判断や行動力なども問われています。(阪神淡路大震災では自衛隊への出動要請が遅くなったことで犠牲者が増えたと言われますし、今回は宮城県知事が一早く災害出動要請していました)

こういったことからも選挙で投票する際には将来までよく考えてしなければと思いますね。


そして自分たちにできることも沢山あります。防災訓練までいかなくとも、万が一に備えての「非常食や水などの準備」「家具などの固定」などといった防災準備に加え、それでも被害を被った場合に備えて「保険」を掛けておくことも大切です。

台風や地震などの自然災害には「火災保険」で備えることも大切ですね。もちろん、大けがや死亡事故に備えた「生命保険」も大切です。

火災保険は火事に備えるだけでなく、風災・ヒョウ災・雪災なども補償されますし、水災も加入していれば大雨による土砂崩れや床上浸水でも補償されます。

ハザードマップなども参考にしながら、また、実際の大雨で周りがどうだったかも踏まえて、水災リスクがあると感じる方は加入をされていた方がよろしいかと思います。

※10月16日追記:今回の台風でもハザードマップの示す通りに水害が起こったようです。

日経新聞記事:想定された浸水 活用途上のハザードマップ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51016320V11C19A0EA2000/
北陸新幹線が浸水し復旧が遅れていますが、これも「想定内」であり、記事中でもJR東日本は反乱時に浸水の恐れがあることは認識していたものの避難させなかったようです(汗)


また、家財に保険を掛けていない方もいらっしゃいますが、火事はもちろんですが、床上浸水などした場合は家具や家電も被害を受けますので未加入の方はこれを機に検討してみて下さい。

秋田県は比較的大きな災害は起こらない地域ではありますが、昨今の異常気象を考えて「想定外」だったとしないためにも、悲観的に考えて備え、災害時でも冷静にいられるよう「転ばぬ先の杖」をしっかりと持っておきたいものですね。また、生命保険も万が一に備え、特に一家の大黒柱である父親の死亡保障などは遺族にとって人生を大きく変えるものですから不足の無いように見直すことが大切ですね。


今日もありがとうございました。

この記事を書いたプロ

土田茂

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