経費削減を叶える、省エネ＆補助金申請のエキスパート（1/3）

「省エネ」で光熱費が半分に!?　企業に最適な省エネ化をアドバイス

　温暖化や電力不足が深刻な今、省エネ対策に積極的な企業が増えています。さらに、省エネは経費削減の面で注目されています。
　「現在ご使用の設備や建物を省エネ化することでランニングコストが抑えられ、経費を大幅に削減できます」と話すのは秋田市の有限会社エスコ秋田代表、嶋宮光明さん。企業向け省エネ改修のアドバイスから工事までを手掛ける、省エネのエキスパートです。
　
　「ある企業では社屋の照明を全てLEDに、空調を省エネ対応の最新型に替え、使用電力量を50%削減。電気代が改修前の約半分になりました。さらに、LEDは寿命が長く約10年は交換がいらないので、先々のランニングコストまでお得になりました」

　ほかに携わった改修工事は、ビルに入居するテナントや物販店、製造工場、スーパーマーケットなど。いずれも改修を行う前と後では水道光熱費にだいぶ違いが出るそうです。
　「特に設備を入れて10年以上の建物は効果が大きいですよ。設備の寿命はもって15年。設備が10年以上でメンテナンス代が結構かかっている場合、まずは省エネ診断を受けることをおすすめします」
　省エネ診断とは、ビルや工場、事業所などの燃料や電気の使い方に対し、エネルギーロスがないか、機器が効率的に稼働しているかなどをチェックすること。「どこにどのくらい無駄があるのか、どこを改修するといくらランニングコストが下がるのか具体的に数値でお出しします。省エネ診断の一時診断は無料。まずは試してみたいという企業も大歓迎です」

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