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河合顕子プロのご紹介

日本を知らない日本 -- 世界中の成功者を惹きつける「文化」という資産(1/3)

マーケティング思想に立脚した「茶の湯」民間外交の旗手 河合顕子さん

政治の現場から「茶の湯」に着目

 モノを売る際にマーケティングは必須。しかし、信頼性や好感度といった実態のないイメージを売る政治の分野は、さらに高度なマーケティングが求められるはず…。自身に芽生えた問題意識に向き合い、20代前半で「政治マーケティング」をライフワークに置くと定めた河合顕子さん。日本で経験を積んだ後、2012年、単身ワシントンD.C.に渡り、政治マーケティングを専門とする大学院でMPAプログラムを修了した後、歴史ある政治マーケティング会社に日本人初の社員として採用され、勇躍念願の分野に乗り出しました。
 しかし、DCは聞きしに勝る国際政治の中心地。この町では経済ではなく、政治を「商材」とする人々が跳梁跋扈しています。そこで痛感させられたのは、世界における日本の存在感の凋落ぶりでした。経済が低迷すると、途端に重視されなくなる国。その思いに愕然としつつも、ひとりのマーケッターにできることには限りがあります。 

 そこで河合さんが手掛かりとしたのが「茶の湯」です。文化発信を通じて、日本への理解や親和性を高めることができれば、表層的な経済力が多少沈んでも根幹は揺るがないはず。なかでも茶の湯は、和の精神を凝集した極致であり、日本が世界に誇り得る文化の真髄です。加えて、教養や文化レベルの高い海外のアッパークラスの人々には、茶道は歓迎されやすい素地があります。かつて武将や豪商がその庇護者であったように。1906 年、岡倉天心が日本文化の啓蒙書として英語で出版した「茶の本」は、今なお世界中で愛読されており、河合さんもこの本から気づきを得たそうです。
 こうして河合さんは、2018年に「特定非営利活動法人(NPO)桜茶meet」を設立し、ワシントンと日本を拠点に、茶の湯を媒介とした草の根外交を始動しました。

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特定非営利活動法人(NPO)桜茶meet (米国法人名 Sakura Cha Meet)

担当河合顕子(かわいあきこ)

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