これまでは、地元の人たちが中心となって楽しむイベントを行っていたのですが、30周年の節目に開催期間も1日から2日へ、会場も3ケ所で開催することになったのですが、これまでの実行委員会では経験がなく、企画立案から広報計画、会場計画、観客輸送計画などどのように取りまとめて良いのか悩んでいました。

一般的には広告代理店やイベント企画会社に全てを委託するのが楽なのですが、もともと地元の有志がまちおこしで立ち上げたイベントでもあり、全ての外部に丸投げをすることはまちづくりに担い手育成を放棄することにつながると考えていたこともあって二の足を踏んでいました。
また、周年記念といっても予算が潤沢にある訳でもありませんでした。

リージョナルブレインズさんはまちづくりのプロということで、相談をさせていただいたところ、事務局と協働で作業を行う事を提案してくださいました。
実行委員会メンバーでできることは実行委員会で、専門的な企画や計画はリージョナルブレインズさんが担当してくださり、全体の工程管理も行っていただきました。

愛知万博の会場計画を担当されていたこともあり、3つの会場を同時に検討される様子は大変参考になりました。また、ただ企画だけではなく、当日の会場管理・運営も陣頭指揮していただき事故もなくイベントを終えることができました。

全てを任せるのではなく、私たちができることは私たちが行うことで「私たちのイベント」という意識を失く事無くイベントを創りあげることができ、リージョナルブレインズさんに依頼して良かったと実感しています。