心理学とリフレクソロジーで、心と身体の両方を癒す（1/3）

何かで苦しんでいる人に、そこから抜け出せる道があることを伝えたい　

　足の裏を刺激することにより血行が促進され、深いリラックスをもたらすとともに、自律神経のバランスを整える効果もあるというリフレクソロジー。名古屋市守山区でリフレクソロジーのサロン兼スクール「な・ご・み」を運営する水野陽子さんのところには、「リフレクソロジーの施術を受けたい」という人だけでなく「リフレクソロジストになりたい」という人も訪れます。サロンを開設して16年、多くの人に施術を行い、指導をしていく中で、水野さんはあることに気づいたそうです。

　「これまでたくさんの方がリフレクソロジストの資格取得を目指して、な・ご・みを訪れてくれましたが、お話を伺ってみると実はその人が本当に求めているものが、資格の取得やサロンの開業ではなかった…ということがよくありました」

　水野さんのサロンを訪れるのは、30～50代の女性が中心。仕事や子育て、家庭のことで悩みを抱えていたり、将来のキャリアに迷いがあったり、自分の現状に満足ができていない人が少なくないといいます。

　「私自身、新卒で入社した会社は“技術者”という男性が半数以上を占める職場で、常に『このままでいいのだろうか』という不安を抱えながら働いていました。そんなとき、私はリフレクソロジーに出会えたことで、ずいぶんと救われました。ここに足を運んでくださる方の中には、当時の私のように“悩み”や“迷い”がある方が、リフレクソロジーに救いを求めて来られるというケースもあると感じています」

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【次ページ】リフレクソロジーをきっかけに、心を開放してみる

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